5月22日の木曜日。この日は盛駅前広場にて、 NHKラジオ第一・FM 80ちゃん号がやってくる! 『ここはふるさと旅するラジオ』の公開生放送が行われました。
<80ちゃん号>
時間帯は、12時30分から12時55分の25分間! 場所は盛駅前にあるロータリー。この週は岩手県内を巡るラジオ。 約80人のお客様が集まりました♪担当アナウンサーは、魚住優さん。
大船渡市について「FMねまらいん」の田村さんが紹介されました。 「大船渡は、ホタテやワカメ、アワビなど三陸の海の幸が豊富。 中でもサンマは本州で水揚げ1位になっています。 FM局の名前は「ねまらいん」と言いますが、 この地域の方言で「ちょっとすわってやすんでいきなさい」 という意味になります。被災された方々が少しでも気持ちを 和らげてほしいという願いながら放送されているということです。」 地元に愛されているラジオ局ですね!いつもありがとうございます!
ラジオのメインは三陸鉄道!次は、復興を目指して取り組んでいる 三陸鉄道南リアス線運行部長の吉田哲さんのお話が始まりました。 震災から3年が経過し、4月には全線で運転を再開されましたが、 経営は厳しい状況が続いています。どうにかして多くの観光客に来てもらい、 収入を上げられるよう、様々なイベント列車を企画して行っていますよ。
その際、地元の漁業者と協力して、海産物を召しあがって頂くなど、 地域の魅力も伝えています。そこで地元のホタテ漁師、 佐々木さんに来て頂きました。「小石浜駅」の新設時のお話や 改称した「恋し浜駅」の経緯もお話しされましたね。
こちらが、恋し浜駅の待合室に奉納されている「ホタテ絵馬」。
ラジオ公開生放送の会場では、特大な恋し浜ホタテを振る舞われました。
お二人の願いは、「三陸鉄道を通して全国に大船渡の魅力をお届けし、 多くの観光客に来て頂き、復興を少しでも後押しすること。」と、 力強く話されていたのが印象に残っています。
「ふるさとメッセージ」では、大船渡が世界に誇る超高級食材の 「干しアワビ」について水産加工会社の今野さんがお話しされました。 また、大船渡の自慢の景勝地・碁石海岸については、 「大船渡つばき娘」の坂本さんが丁寧にお話しされました。
被災地である大船渡。地元の魅力を全国に発信し、 多くの観光客に来て頂けるよう、復興を目指して取り組んでおります!