6月22日の日曜日。
昨年4月より運行を続けてきた『キット、ずっと2号』がラストランとなりました。
これはイベントとして南リアス線運行部が開催。
臨時列車は、盛駅を9時10分に出発。釜石駅を折返し、盛駅へ11時22分に到着しました。
ラストランということで、撮影に来られている方もおりましたね。
その後、三陸鉄道南リアス線運行部の車両基地へと移動。
参加者が『キット、ずっと2号』の外装を剥がされました。
この車両は、東日本大震災の発生時、鍬台トンネル内にて急停車したことで、
唯一生き残った『奇跡の車両』になります。
昨年4月、「盛−吉浜間」の部分的に運転を再開したことで、
ネスレ日本株式会社の「支援活動プロジェクト」の一環として、
桜カラーのラッピング列車になりました。
定期列車などで運行し、親しまれてきた桜のラッピング列車。
ついに最後になりました。
剥がし作業が行われている様子です。
13時15分。イベントが終了した時の車両の姿です。
15時30分。ついに全ての外装が剥がれていました。
新型一般車両と旧型一般車36−105の姿が…!
正面からの違いを比べることができますね。
16時23分の様子です。どこか懐かしいその姿。
約1年3ヵ月間『キット、ずっと2号』の走行している姿が見れて、
本当に嬉しかったです♪子供さんが喜び「桜の列車に乗りたい」と
来られた親子もおります。震災からの復興を願い、
桜カラーの列車が被災地を駆け巡り、地域住民や鉄道ファンなど
皆様の心を癒し、そして楽しみにされていたと思います。
今まで本当にありがとうございました!お疲れ様でした!
きっとずっと、桜カラーの車両が被災地を走行していた思い出、忘れません!
これからは、一般車両の三鉄カラーで運行されるそうです。