2014年8月



観光情報:綾里駅の周辺 8/9


三陸鉄道南リアス線の沿線の『観光情報』をお届けします。
今回は、『綾里駅』の周辺をご紹介します。

<綾里駅> 愛称「綾姫の里」。綾姫がこの地に機織を伝えたという伝説から。
2007年7月。東北の駅百選選定駅に選定されました。
<津波てんでんこ> 想起せよ、東日本大震災の惨事を大地震があったら 必ず津波が来襲すると思へ。 一刻も早く高台に避難せよ。逃げたら絶対にもどるな。 自分の命は自分で守れ。津波でんでんこの教えを忘れるな。 永々と後世に語り継ぐ教えとして、この碑を建立する。 平成二十五年三月吉日
<駅前にある観光案内板>
<綾里駅の周辺@【宮野貝塚】> 発掘中の大船渡市指定史跡。 縄文前期中頃から縄文晩期末のおよそ3500年前の イガイという貝が8割と岩礁に住むものが圧倒的に多い貝塚。
<綾里駅の周辺A【綾里大権現】> 悪魔祓いとして江戸時代から続く権現様。
駅舎の横には「綾里大権現保存庫」があり、 重さ1トンの権現様(獅子頭)が保存されています。
また、獅子頭の大きさは2m四方で、重さ200キロの権現様を製作し、 夏祭りや大型客船の寄港時などで重機を使って舞を披露されています。 その大きさとスピード感は大迫力で驚くほど。
<明治三陸大津波伝承碑> 駅から歩いて約10分。旧・綾里村に壊滅的被害をもたらした 明治三陸大津波(明治29.6.15)の惨状を永く後世に伝え、 地域住民の戒めとする為に建立。 綾里村では296戸が流失・全・半壊した他、 田畑の塩水冠水で、米・麦の収穫不可能に陥りました。 漁船175隻が流失・破壊され、鮪建網四カ統、鮪流し網23反、 鰯網5反、小魚網13反も流失する等、生活手段も壊滅的な被害。 溺死1350人は綾里村誌の記述によるもので長林寺の過去帳を基に記述。 綾里湾から白浜海岸に侵入し、南方の谷間を遡ってきた津波が、 この小峠を越え、港湾から侵入してきた津波と連結するに至り、 波の高さは38.2mにもなりました。
<電信柱:明治三陸大津波の水位> 震災は忘れた頃にやってくる 明治29.6.15 38.2m 明治三陸大津波水位表 三陸町
<不動滝> 大船渡市指定文化財。駅から歩いて約50分の場所にあります。
不動滝には「男滝」「女滝」の2つの滝が存在。 男滝は、神秘的な静けさをよび別名「白糸の滝」と言われています。 その中間の岩窟には不動尊が祀られています。 また滝の近くには岩手県認定の「いわて名水二十選」にも 選ばれている水が流れています。 不動滝は、綾里の白浜海岸の景勝と共に代表的な陸の名勝地となっています。 そこは生い茂る森の中で滝が流れ落ち、神秘的な空間。
こちらが女滝。
こちらが男滝(白糸の滝)
不動滝の近くには「綾里川ダム」があります。
三陸鉄道南リアス線をご利用の際は綾里駅で下車して、 周辺を散策してみてはいかがでしょう♪



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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