2014年8月



観光情報:盛駅の周辺@ 8/10


三陸鉄道南リアス線の沿線の『観光情報』をお届けします。
今回は、『盛駅の周辺@』をご紹介します。

盛町の情報は多いですので、第1回としてご紹介しますね。 「法量山 洞雲寺」「天神山公園」の2箇所。 どちらも、駅から歩いて約10分の場所にあります。
<法量山 洞雲寺>
【竜宮門】 浦島太郎の話に登場する竜宮城に似たような全国でも珍しい山門。 白漆喰で塗り込められているのが特徴。気仙大工の技術で建てられ、 芸術的な造りで美しく圧倒される存在。
【鐘つき堂】 洞雲寺の境内にある立派な鐘つき堂です。
【東日本大震災犠牲者供養塔】 観世音菩薩像。洞雲寺から道路を挟んだ向かい側の敷地には 『観音様』があります。平成24年3月吉日に建立。 観音様の高さが津波の高さと言われています。
【津波記念碑】 観音様の横にあります。 「平成二十三年三月十一日十四時四十六分、 マグニチュード九の巨大地震が発生。 大船渡市には、八メートル超の大津波が押し寄せ、 犠牲者三百四十名、行方不明者八十四名、 建物被害三千六百軒以上の大災害がもたらされた。 此の歴史的大災害から得た多くの教訓を忘れることなく、 後世に伝えていかなければならない。」
<天神山公園>
【石川啄木の歌碑】 「愁ひ来て 丘にのぼれば名も知らぬ 鳥啄めり 赤き茨の實」 旧岩手県盛岡中学校3年の時(明治33年)、 担任の富田小一郎先生に引率され修学旅行に出発。 大船渡市盛町にも立ち寄られた事を記念して歌碑が建立。 初めて海を見たと言われています。
【松尾芭蕉の句碑】 「はるもやや けしきととのふ 月と梅」 天照御祖神社が、昭和51年4月に火災になった際、 芭蕉の句碑が焼けくだけ、下方だけが残りました。 諸先輩の残された尊い文化遺産を後世に伝える為、 盛町の俳諧の方々が句碑を平成元年に復元建立したもの。 [写真:左]が再建した句碑。[写真:右]が砕け残った句碑。
三陸鉄道南リアス線をご利用の際、出発までの待ち時間、 盛駅の周辺を散策してみてはいかがでしょう♪ 盛町の歴史や伝統を感じられることができると思いますよ。



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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