2014年9月



観光情報:盛駅の周辺A  9/29


三陸鉄道南リアス線の沿線の『観光情報』をお届けします。
今回は、『盛駅の周辺A』をご紹介します。

盛町の情報は多いです。今回は第2弾として 「真宗大谷派 長安寺」「龍福山 長谷寺」「大船渡津波伝承館」 「鬼越えふれあい広場」についてご紹介しますね。
どの場所も駅から少し離れた場所にあります。 盛駅では『レンタサイクル』を無料で行っておりますので、 散策してみてはいかがでしょうか。
<真宗大谷派 長安寺>
自転車で約15分。 大船渡市日頃市町にある真宗大谷派。山号は片杉山。 本尊は鎌倉時代の作といわれている阿弥陀如来。 元天台宗の寺で、開山は気仙郡司金為時の4代、 嫡孫次郎丸為正(正善坊)が、比叡山で修行後に帰郷して長安寺を建立。 明徳年間(1390年 - 1394年)の22世正光坊のときに浄土真宗に改宗。 1556年(弘治2年)に火災のため全焼。伽藍は全て江戸期以降のもの。 山門は高さ17.5mの大楼門で、寛政10年(1798年)竣工であるが、 藩主伊達公との軋轢に依って、工事中止の命を受けた未完成の建造物。 3間3戸の楼門で文化財指定はされていないものの 岩手県内最大級の規模を誇り、由来や歴史性、意匠など優れた建物。 「袖なしの門」といわれています。 現在の本堂は、明治16年(1883年)の創建。 鼓楼、鐘楼は桃山建築を模したもの。
<龍福山 長谷寺>
徒歩約30分。大同二年(807年)、 坂上田村麻呂が鬼退治として「赤頭」と呼ばれ 恐れられていた「金犬丸」を滅ぼし、その首を埋めた お墓の上に御堂を建て、十二面観音菩薩を祀ったといわれています。 世界文化遺産に指定された平泉の文化より300年も古く、 平泉の周辺文化として欠かせないお寺。 平泉に着物などを持って行ったとされ、 沿岸部と交流がありました。平泉文化の源的な存在。
<長谷寺 宝物収蔵庫>
縁日の日に拝見することができます。 大変貴重なカツラの一本造の仏像が収められています。
【岩手県指定・有形文化財】 木造如来坐像 1躯 木造十一面観音菩薩立像 3躯
【大船渡市指定・有形文化財】 木造十一面観音菩薩立像 1躯 木造不動明王立像 1躯 木造聖徳太子立像 1躯 木造如来仏頭部 1躯
<鬼越えふれあい広場>
自転車で約10分。 広場は平成6年4月1日に完成。盛川の河川敷に造られた公園。 昔、猪川地区に住んでいた赤頭の首領高丸という鬼を、 坂上田村麻呂が小高い岩山まで追い詰めた。 前は深い淵で、高丸は最後の力をふりしぼって岩の上から 向こう岸に飛び越え、逃げ去った。この“伝説”にちなんで、 その岩山は「鬼越え」と名付けられた。 「鬼越え」の岩山は現在存在しない。
<大船渡津波伝承館>
徒歩約40分。「語り部さんによる被災体験談」は予約が必要。 「1回目は10:00〜」「2回目は13:30〜」。 各回に津波来襲時の映像を放映します。(約60分)休館は水曜日。 入館料:大人300円。小中学生100円。 電話番号:0192-47-4408 ほか「パネルコーナー」「メッセージコーナー」 「ミニ水族館コーナー」があります。
盛駅周辺である盛町の歴史や伝統を少しでも感じられたい方、 少し足をのばして散策してみてはいかがでしょうか。 三陸鉄道南リアス線をご利用になる待ち時間など、 お時間のあるとき、感じてみてください。



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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