１０月１０日の金曜日。この日、三陸鉄道へ『権現様』が寄贈され、 盛駅構内のホームへ設置が行われました。 この地方では江戸時代から悪魔祓いとして『権現様』が祀られています。
それでは、その様子をご紹介します。
製作されたのは、三陸町の尾坪慶孝さん。 復旧工事により伐採された桜の木を彫刻し、作られました。 この桜の木は、甫嶺駅前にありました。
尾坪さんは、綾里駅構内にある『綾里大権現保存庫』に保管されている 「綾里大権現」製作実行委員会の一人でもあり、作られた方になります。 重さは１トンもあります。
『踊る大権現』もあり、こちらは重さ２００ｋｇ。獅子頭の大きさは２ｍ四方。 夏祭りや大型客船の寄港時などで重機を使って舞を披露されています。 その大きさとスピード感は大迫力で驚くほど。
実はこの権現様。平成２５年１１月２３日に開催した 『第８回 三鉄 駅からウォーキング』の際、 作られている場面に遭遇していました。その時の様子がこちら。
毛布に包まれて、トラックで運ばれてきました。
歩道に降ろし、男性７人で転がして移動！
太い桜の木…。重量がかなりあります。
盛駅のホームに来ましたが、まだまだ転がします。
設置場所付近のところで立て、毛布を取りました。
ついに姿を現した『権現様』です！獅子頭が黄金に輝いています♪
方向など微調整され、ついに設置完了！
サンマの置物の横に飾られました。記念写真のポイントになりますね！
製作者である尾坪さんの名前も入っています。
１４時頃、製作者の尾坪さんが盛駅へ 来られましたので、記念写真を撮りました♪
見応えのある立派な『権現様』です！ その重さは１５０ｋｇ。製作時間は一ヶ月間とのこと。 この『黄金の権現様』を触ると金運が上がりますよ♪
三陸鉄道盛駅へお越しの際は、どうぞご覧になってくださいね！
