2015年1月



支援活動によるご寄附のお礼  1/31


1月31日の土曜日。一通の封筒が届きました。
京都府の「つながり・ゆるり ええるの家」水口千歌子さんからお手紙です。


内容をご紹介いたします。
『盛駅ふれあい待合室のスタッフのみな様 厳しい冬の日々が続いていますが、お元気でしょうか。 日頃はご無沙汰いたし、申しわけございません。 昨年末、私ども、ええるの家で「着物リサイクル市」という ささやかな催しを開きました。無償でいただきた着物を ご希望の方に超安価でおゆずりする集いです。 開催時から、収益金は「ふれあい待合室」にお届けする 旨をみなさまにお伝えし、今回は、三万円を カンパさせていただくことになりました。 気持だけの少額カンパですが、 待合室運営の一部にしていただければ幸いです。 何のお手伝いもできませんが、 まちあい室につながっていることが、 私たちの支えです。どうか、お身体に ご留意の上、お過し下さいますように。 一月二十九日 ええるの家 水口千歌子』
昨年は、こちらで内職支援として行っている 『手作り気仙椿ブローチ』を、京都府の「クラフト市」にて 販売して頂いたことがキッカケになります。大変お世話になりました。
『手作り気仙椿ブローチ』は、 三鉄盛駅ふれあい待合室にて生地を1個100円で販売し、 内職者が製作後、駅へ納品して頂き、その商品を1個350円で販売。 売上から300円を製作者へお渡しし、残りの50円は材料費にしています。
遠方の京都府からご支援・ご寄附を頂き、ありがとうございました。 三陸鉄道盛駅ふれあい待合室と運営団体である NPO法人夢ネット大船渡は、被災地の復興を目指して 日々努力し、取り組んでおります。
このご寄附は、地域の活性化・賑わい作りとしての イベントや三陸鉄道の貸切列車などに使わせていただきます。 そして、多くの利用者に笑顔を届けたいです。 ご寄附、本当にありがとうございました。
被災地の現状ですが、 沿岸部では防潮堤の建設が行われています。 高台へ移住する為に山が削られ、 浸水地は盛土など嵩上げ工事が続いています。 仮設住宅や仮設商店街や店舗は今でも存在し、 災害公営住宅の建設が行われています。
東日本大震災からまもなく3年11ヵ月が 経過しようとしています。来月で丸4年になります。
復旧をまだ終えていないことも多く、 復興へはまだまだ時間がかかります。
被災地の風化を言われていますが、 このように支援活動を行って下さりまして、 心より感謝申し上げます。



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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