2017年3月



7年目を迎えた被災地  3/11


平成29年3月11日。
東日本大震災の発生から丸6年が経過。
7年目を迎えました。

今も仮設住宅で生活している人がいます。 仮設の商店街もあります。行方不明者もいます。
仮設商店街はこの春で終わりとなります。 災害公営住宅が全て完成し、移り住んでいます。 防災集団移転の為、山を切り崩して工事が行われています。
商店街は本設へ向けて建設中で、4月の完成予定。 防潮堤は全て完成してはいません。 残った仮設住宅は集約される予定となっています。
被災された方々それぞれの心の復興…。 震災からの復旧、そして復興…。活気を取り戻す街の復興…。 復興するまで、まだまだ時間が必要です。
人口が減少した今。 観光客も減少している今。 全国に被災地の現状が報道されなくなった今。
それでも遠方から訪れてくださる旅行客、 かつてボランティアで関わってくださった方、 被災地を気にかけて実際に足を運ばれている方、 三陸鉄道へ乗車したいというお客様、 もちろん地元の利用客など、様々な方が訪れる駅、 それが三陸鉄道盛駅です。 お越しくださり、本当にありがとうございます。 そして、ご利用ありがとうございました。
この日、大船渡市民文化会館リアスホールの大ホールにて、 東日本大震災六周年大船渡市犠牲者追悼式が開催されました。
献花をしてきました。
あれから6年、思うことが多いです。
これから先、どのような街になっていくのか、 それぞれの課題をどのように解決していくのか、 本当の意味での街の復興、それぞれの復興を目指して…。
<洞雲寺の東日本大震災犠牲者供養塔>
平成24年3月吉日に建立。 観音様の高さが津波の高さと言われています。
<津波記念碑> 観音様の横にあります。 「平成二十三年三月十一日十四時四十六分、 マグニチュード九の巨大地震が発生。 大船渡市には、八メートル超の大津波が押し寄せ、 犠牲者三百四十名、行方不明者八十四名、 建物被害三千六百軒以上の大災害がもたらされた。 此の歴史的大災害から得た多くの教訓を忘れることなく、 後世に伝えていかなければならない。」



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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