『第1回 ふれあいウォーキング』【第1弾】 2011/12/15


『第1回 ふれあいウォーキング』のご報告第一1弾になります!

みどころが沢山ありましたので、何回かに分けてお伝えします。
※歴史など詳しくはホームページで個別にご紹介します。

開催当日の朝は曇り空。やがて雨が降り出してきました。


9時40分に集合ということで「ふれあい待合室」に
参加者が集まってきました。


今回のウォーキング参加者は、15名。
受付を済ませるとコースの資料を頂きました。
盛町内の一部とはいえ歴史や言い伝えは沢山あります!

雨天順延か、決行かと不安な様子ではありましたが、
時間の経過とともに雨がだんだん弱くなり、
空も明るくなってきましたので決行することになりました!

出発時間の10時になったところで案内するスタッフの中村さんが
挨拶し、膝の屈伸やアキレス腱を伸ばして準備運動を行いました。

弱くなったとはいえ、少し雨が降っている状態でしたので、
スタートは傘を差してのウォーキングとなりました。


歩き出したら、雨はすぐに止みました。
どうなることかと思いましたが、よかったですね!


みどころ1『中井大橋』



この橋の四隅に1体ずつ銅像が建っています。
それぞれに言葉が刻まれており、
「希望」「やすらぎ」「創造」「調和」と書かれてあります。

説明している様子。


現在、震災の影響で「希望」の銅像がない状態になっています。
地震により崩れてしまい、市が撤去したとの話があります。
早く復活してほしいですよね。

それから、盛川の土手を歩きました。


土の上や自然の中を歩くのは、とても気持ちがよかったです♪
草木や花を観察して会話しながら皆さん楽しそうでありました!

ウォーキングで見つけた花や実。


このような発見って嬉しくなりますね♪
そして、歩かないと発見できないものかもしれません…。

そして、ずっと真っ直ぐ権現堂橋のたもとまできました!
ここには大きな木があります。


みどころ2『槻の木』


見るとケヤキの木のようですが、実はこれ「槻の木」になります!
この槻の木にも秘話があり、話は江戸時代まで遡ります。

解説している様子。


見応えのある大きくて立派な木で、存在感があります。


ここから「吉野森神社」へと歩いていきました。


第2弾に続く…。



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『第1回 ふれあいウォーキング』【第2弾】 2011/12/15


では、第1弾の報告の続きです!

「槻の木」を鑑賞したあとは、吉野森神社へと移動しました。

曲がるはずの道を真っ直ぐ行ってしまい、
参加者に指摘されてしまいました。
ちょっとした笑い話、よい思い出です♪

そして鳥居をくぐって石の階段を上ります。



みどころ3『吉野森神社』

高台にある神社で、石の階段がなかなか急でした。
全員が境内に到着し、参拝をしました。
ここから見る盛町の景色は素敵でしたね。


ここには「奥州しだれ桜」という立派な桜の木があります!
この木は、「大船渡市指定 天然記念物」になります。
春になってこの「しだれ桜」に満開のピンクの花が咲いたら、
どれだけ美しい桜が見られるのかと想像が広がりますね♪


そしてこの神社には土俵があります。
相撲は、日本古来の神事や祭りでもありますが、
神社に土俵があるのは今では珍しいように思えるのは
私だけでしょうか…。

小さい土俵です。きっと子供たちが相撲をとっていたのでしょうね。


ここから天神山公園に向けて歩きます。道の途中に紅葉がありましたね♪
今の時期は葉が散っている状態ですが、残っている紅葉はもしかして、
この木ぐらいなのかもしれませんね。


消防署の裏を通りました。


この通りには「カラタチの実」があります。


みどころ4『カラタチの実』『長寿の松』

実がなる時期は過ぎてしまいましたが、
秋の季節を感じる植物で、
その香りや色合いには風情があります。
お風呂の芳香剤に使用してもよいですよね♪
実はピンポン玉くらいで丸い形をしていて、
枝にはトゲがあります。

そして、大船渡消防署の玄関前にあるのが「長寿の松」です。
ウォーキングではご案内できませんでしたが、
見応えある立派な松です。角度によって表情が変わりました。


ちなみに、大船渡市の木は「松」になります。

引き続き、天神山公園へと進んでいきます。
途中、水路にいた「カモ」が驚いて飛び立ちました!
皆さん、驚きました!自分も驚きました!

この水路には、小さな魚がいましたね。
気付いた方と一緒に観察して「あーいたいた!」
「いま、そこにいたねぇ!」など、和みながら会話が弾みました。

写真では見えないかもしれませんが、確かに「魚」いました!
このような観察ができるのも、ウォーキングならではになりますね!


高台にある天神山公園に向かって歩いていきます。
上りは裏側の車道からいきました。
舗装されていて歩きやすかったですが、
急な上り坂はかなりきつかったです。


息をきらして時には足を休めて、地元の世間話を続けながら、
やっとの思いで坂を上りました。よい運動になりましたね。

そして、天神山公園に到着!
ここには石川啄木の歌碑があります。


みどころ5『石川啄木の歌碑』


参加者が全員、到着したところで、
この歌碑について説明が行われました。


石川啄木の歌「愁ひ来て丘にのぼれば名も知らぬ鳥啄めり赤き茨の實」

少し書きますと、明治33年に気仙地域に
修学旅行で訪れた石川啄木を記念して建てられました。
碑文は親友・金田一京助の筆によるものです。


みどころ6『芭蕉の句碑』

そしてこの公園には、
松尾芭蕉の句碑の一部と再建した句碑があります。
長い年月の間、雨風にさらされ続け、
昭和51年4月に天照御祖神社で火災が起こり、
句碑が焼け砕けて下方だけが残りました。

その残った句碑と再建した句碑、再建を記した石碑があります。


芭蕉の句「はるもやや けしきととのふ 月と梅」

皆さん関心しながら、説明を聞かれていましたね。
じっくり見入っていた方もおりました。


天神山公園には、椿の花が咲いていました。
お花を発見すると嬉しくなります♪


大船渡市の花は「椿」。椿が自生する北限になります。
三陸鉄道盛駅の愛称は「椿の里」です。

そしてここで10分間の休憩をとりました。


第3弾に続く…。


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『第1回 ふれあいウォーキング』【第3弾】 2011/12/15


では、第2弾の続きです。

天神山公園にて「啄木の歌碑」「芭蕉の句碑」を
鑑賞した後に、10分間の休憩をとりました。

公園の中にはこのようなものもあります。
『四つのテスト』


参加者のお一人が皆さんにと「のど飴」を配られていましたね。
私もいただきました。ありがとうございました。

休憩時間はトイレに行ったり神社で参拝したりと
皆さん、自由に過ごされていました。


みどころ7『天照御祖神社』


この公園には『天照御祖神社』があります。
ここは毎年、初詣でにぎわう神社です。

そしてこの天神山公園には桜の木がたくさんあり、
春になるとお花見する人でにぎわう場所でもあります。
暖くなりだす季節にまた来てみたいですね。

皆さんが参拝されていたとき、太陽が顔をだしました!
日差しが優しくてとっても心地よかったです。


参拝している様子。


本殿は、気仙大工の技術で建てられましたが、
昭和51年4月に火災があり木造は焼けてしまいました。
再建する際、本殿はコンクリートを使用して建てられました。

休憩が終わり、「初詣にしか来ないから、
トイレがこんなにキレイになってるなんて…」
「道路が舗装されているんだねぇ」など、
立ち寄らなければ気付かないような発見もありましたね。

休憩が終わり、天神山公園から降りていきます。


この参道から見た盛町の景色は絶品でした!


竹林は鮮やかな緑色をしてました。


そして「紅ひがん桜」という「大船渡市指定 天然記念物」の
桜の木があります。太くて立派な木です。
参道の入口に立っていて存在感もあり、
満開に花を咲かせた姿を拝見してみたいです。


参道の入口付近で見かけた植物。


草木や花、生物、建物を観察して風情を感じるのも、
ウォーキングの醍醐味になりますね!
散歩など個人的には大好きです。

全員が集まったところで商店街へと歩いていきました。



みどころ8『澤木興道老師最終行脚之地』


澤木興道とは、昭和を代表する日本の曹洞宗の僧侶です。
1899年に永平寺から出家して熊本県の大慈寺に入り、
旧制第五高等学校の生徒に坐禅を指導しました。

これより各地の道場を転々とし、「移動僧堂」
「宿無し興道」と称された方であり、曹洞宗の教えを広めた方です。

曹洞宗は現在、アメリカのスタンフォード大学にある
曹洞禅センターにも受け継がれています。

パソコンで有名なアップル社を創設したひとりである
スティーブ・ジョブズ氏も曹洞宗の影響を受けておりました。

その澤木興道が行脚した最終地が、ここ大船渡市盛町になります。
それを記念して石碑が建てられました。

説明している様子。


商店街の中に庭園があり、そこに石碑が建っています。
その庭園は取り壊されることなく、今でも残されております。

この続きは、次回の第4弾でご報告いたします。


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『第1回 ふれあいウォーキング』【第4弾】 2011/12/15


それでは、第3弾の続きをご報告します!

『澤木興道老師最終行脚之地』の説明が終わり、


道路を挟んで斜め向かいにある「石川啄木」の記念碑へと足を運びます。

みどころ9『旅の宿 啄木十五の夏』


少し説明します。啄木が十五歳の夏休みに級友6人と共に担任の先生に引率されて
気仙沼から大船渡を経て釜石に至る三陸海岸を旅行しました。

当時この地にあった「今野屋旅館」に宿泊し、
初めて海辺の町の旅情に触れました。

そしてこの碑は、啄木来遊100年を記念して建立されております。

説明している様子。


『世界ふしぎ発見』の番組で以前、石川啄木の特集があり、
「今野屋旅館」のエピソードがクイズになりました。
そして、珍しいものを食したそうです。
その答えは参加者のみが知るということで秘密にしますね♪

その後は、商店街の中へと進んでいきます。
街の中を歩いていると自動車が多いと感じました。
気を付けながら歩かないといけませんね…。


この日は15日。
盛町ではちょうど市日が行われていました。

みどころ10『盛木町市場』

市日は、5日、10日、15日、20日、25日、30日と5日ごとの
日付に開催し、通りの道路の両端にお店が並んで、獲れたての魚介類や
収穫したばかりの野菜、果物、花などが売られています。

市日の様子。


花屋で見かけたシクラメンの花。
とてもキレイでしたので撮影しました。


年末も近いですし、
必要な物が買えてよかったです!

市日での買い物が済んだところで、
あとはゴールに向けて歩くのみです!
そのまま商店街を歩いていきます!


横断歩道を渡り…。


ゴール!
『ふれあい待合室』に戻ってきました〜!


参加された皆様、お疲れ様でした!


そして理事長の岩城さんからご挨拶があり、
参加者全員に「おやつ」をお配りしました。


おやつは「あんころもち」です!
運動して疲れたあとの甘い食事は嬉しいですね。




皆さん、ウォーキングを振り返りながら歓談していて、
お茶を飲みながら笑顔で会話されている姿をみて、
満足感や充実感を感じることができました。

皆さんに感想をお伺いしたところ、
「のんびり歩けてよかったぁ〜♪」
「ちょうどよい距離だった!」
「よい運動になった♪」
「景色を楽しみながら歩けた♪」
「ゆっくり歩けたのがよかった!」

そして『ふれあい待合室』に関して、
「こうして寛げる場所があるのはよいね♪」と
ご意見を頂き、ありがとうございました!

参加者に楽しんで頂きまして、とても嬉しいです。
最後に「おみやげ」をお渡しして終了となりました。


大船渡市盛町の周辺を
5キロのコースで約80分のウォーキングを開催し、
景色や記念碑を鑑賞して、盛町の魅力を再発見しながら
楽しんで頂けた『ふれあいウォーキング』であったと感じます。

ウォーキングは、
ひと月に一回の開催を予定しております。
今後とも、よろしくお願いいたします。

これにて『第1回 ふれあいウォーキング』の報告を終わりにします。
みどころの詳細はホームページにてご報告いたします。

ありがとうございました。


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『第5回 無料法律相談』 2011/12/17 2011/12/18


12月17日(土)、12月18日(日)は、
『第5回 無料法律相談』を開催しました。

今回は東京から女性の2名の弁護士さんがいらっしゃいました。
男性の方はドライバーになります。


17日(土)は14時〜16時で、
「ふれあい待合室の和室」と「JR盛駅の待合室」を
お借りして法律相談を行いました。

18日(日)は10時〜12時で、
「ふれあい待合室の和室」と「カメリアホールの会議室」で行いました。

相談者は、2日間で10名になります。

相談後の表情を拝見しますと、笑顔であったりスッキリした表情、
安心した様子で泣かれていた方もおりました。
今まで抱えていた問題や悩みが解決されて、
ホントよかったです。

そして「どうもありがとうございます」と感謝されておりました。
これからどう対応するべきか、進む方向がハッキリすることができて、
よかったと感じます。

弁護士さんにお話しを伺ったところ、
震災以前からの問題が、震災が起こったことで
考え直す機会になった問題についての相談があり、
これからそのような相談内容が多くなるように感じたそうです。

土日に開催していることも、
仕事が休みのときに利用できるということで、
都合がよいというお話しも聞きました。

相談者の中には以前に有料で弁護士さんに
ご相談された方がいて、
そのときは充分に相談することができなかったと、
言っておられた方がいたそうです。

そして今回、無料で相談することができて、
じっくり話すことができたと満足された方や、
女性の弁護士で安心して話すことが
できたという方もおりました。

弁護士さんに、今回の感想をお伺いしましたら、
震災により充分に法律に関する悩みを抱えていながら、
我慢して相談に来ないでいる方や遠慮している方、
耐え忍んでいる方がいて、
もっともっと相談に来てほしいと感じたそうです。

今回お越し頂いた
『特定非営利活動法人 ヒューマンライツ・ナウ』の
弁護士と関係者の皆様、ありがとうございました。

無料でじっくりと弁護士さんに相談できる機会があるのは、
とても貴重なことだと思います。

来月も「無料法律相談」の開催を予定しております。
詳細は決定次第、ブログやホームページ、
チラシや新聞などで、告知いたします。

今後とも、よろしくお願い申し上げます。



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『布ぞうり体験教室 #4』 2011/12/19


昨日の『ふれあい待合室』では月曜日ということで、
『布ぞうり体験教室』を開催しました!
今回で4回目。『布ぞうり』を仕上げる最終段階になります。

生徒さんは、
先生よりも早い時間に集まられていて、
体験教室が始まるのを待ちきれない雰囲気。
楽しみにしている様子を見ると嬉しくなりますね。

それに、完成させたい気持ちやワクワク感が伝わってきていました♪

最後の工程は『前緒をつける』です。


前回は欠席者が1名いましたが、今回は5名全員が揃いました。

遅れている人の作業を他の人と同じ段階にするために、
前回欠席された生徒さんと先生が協力して作業を進め、
他の4人は、作成途中の「布ぞうり」を取り出して編み方や
前回の復習などみんなで教え合ったり、
繰り返し編んでみたりと積極的に勉強されていました。


それに、前回の工程でほぼ7割は進んでいますので、
自習されて再び初めから「布ぞうり」を作って
持ってきた生徒さんがいましたね。
その熱心さを感じて先生はとても嬉しそうでした♪

では、今回の工程に進みます!
前回の最後でも少し作業されていましたが、
これがもっとも難しそうでしたね。


先生も手伝いつつ、
生徒さんが一生懸命になって作業が進みます。

完成までもう少し!

ついに『布ぞうり』が完成!!!


生徒さんが作られた作品です。キレイに仕上がりましたね♪
皆さん、ホントに嬉しそうな表情で、拍手をして喜んでいました!

完成後もまだ時間がありましたので、
自ら作ってきた「布ぞうり」を再び取り出しては
先生に質問したり、お互いに編み方を確認したり教えてもらったりと、
「これを機会に編み方を覚える!」という意気込みや、
作る楽しさが伝わってきました。



これまで4回で仕上げるということで、
体験教室の様子を毎回みてきましたが、
笑い声や拍手が聞こえ、
分からないことは皆で協力し合って教えあうなど、
和気あいあいとした明るい雰囲気でありました♪

「布ぞうり体験教室」を終えた感想を生徒さんに伺ってみました。
「むずかしかったけど楽しかったぁ〜♪」
「2時間があっという間!」「機会があればまたやりたい♪」
「遠くから通ったけど、よかったぁ〜♪」
「毎回、楽しみにしていた♪」と、言われていました!

「布ぞうり」は生地により、
色合いのデザインだったり薄いのから厚いのまで
自由に替えることができます!
生地の材質や色合いでいくらでもアレンジが利きますので、
作る楽しみが増えますし、
夏場や冬場など季節にあう「布ぞうり」を作ることもできます!

先生は、
「生徒さんがあんなに喜んでくださって嬉しかった。
体験教室を通して初対面だった生徒さんが、
お互いに連絡を取り合って教え合うなど、
協力しながら熱心に取り組まれていたことに、
感心しました。」と、嬉しそうにおしゃっていました。

物作りの楽しさを味わい、
交流が生まれてお友だち作りに発展するなど、
「布ぞうり」を通して得られたことは、
たくさんあったと感じます。

開催して、よかったなぁと心から感じた
「布ぞうり体験教室」でありました♪



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『お茶会』 2011/12/21


『ふれあい待合室』では毎週水曜日の
10時〜12時の時間帯で『お茶会』を開催しております。

『お茶』を無料で振る舞い『お茶菓子』をお出ししております!

本日は水曜日ということで『お茶会』を開催!
今回のお茶菓子は、
『さつま芋のおふかし&どべっこ(お酒の粕汁)』です!


蒸した「さつま芋」って、とっても美味しいですよね!
どべっこは、ほんのりお酒の香りがします♪

今回の参加人数は17名。

立ち寄ってくださったお客様にお声をかけて、
ゆっくりと寛いでいただきました。

「お芋が温かくてホクホクで美味しかったです」と感想を頂きました!
『お茶会』の宣伝をしましたら
「お友達を誘ってまたきます〜!」と言ってくださり、
喜んで頂けたようで、とても嬉しいです!

蒸したてのお芋はホントに美味しいです!

さて、次回の『お茶菓子』は何が振る舞われるでしょう?
来ていただけると分かります!

次回の開催は、12/28の水曜日。
年内最後の『お茶会』になります!

ぜひ、遊びにいらしてくださいね♪



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『第1回 復興歌声列車』 2011/12/26


三陸鉄道盛駅ふれあい待合室では、
12月26日の12時〜15時まで、
『復興歌声列車』を開催しました!

会費は1000円で、
お弁当・カラオケ代・お菓子・お土産などなどが付きます!

以前にNPO法人夢ネット大船渡が企画した「歌声列車」を望んでいる声がとても多く、
岩城理事長は、「今は動いてはいませんが三鉄車両の中でカラオケをやりましょう♪」
ということで、捜すこと約3ヶ月…。

やっとカラオケ機材を調達することができ、
今回の開催となりました!
通信カラオケの機材を貸しくださいまして、
誠にありがとうございました。

参加者は31名。
2時間前から来られている方もいて、
ほぼ全員の方が待ちきれない様子でした。
楽しみだなぁ〜という思いが伝わってきますね!

始まる10分前に開場となりました。
皆さん、いっせいに車両へと移動を開始!

車内にはセルフサービスで、お茶や紅茶が飲めるように置いておき、
お菓子もご用意しました。飲み物は各自持参OKです!

皆さんにリクエストカードを配り、記入して頂きました。


そして今回は三陸鉄道の社員の方にお手伝い頂きました。
お疲れ様でした!ありがとうございました!


艶のある声や綺麗な声、可愛らしい声など
皆さん自慢の歌声を響かせて、車内の全員が大いに盛り上がり、
心から楽しんでいましたね!曲が終わるとみんなで拍手が起こります!

【カラオケで使用したモニター】


【歌われている様子】


歌に合わせて踊る人♪小道具やカメラを持ってきて楽しむ人♪
歓談して参加者同士で交流を図る人♪一緒に歌う人♪
歌に合わせて踊る人♪常に笑顔で嬉しそうな人♪などなど。



参加者に感想を伺ったところ、
「こうやってみんなでわいわい騒いでカラオケを楽しみたかった」
「もっと早くから呼びかければもっときたよぉ〜」
と、言われました。

中には「三陸鉄道が早く動いてほしい。動いてないとさみしい。
鉄道が大好きなの。」と、三陸鉄道への気持ちを
話されていた方もおりました。

みんなで一緒になって歌って踊って楽しく騒いでは
笑顔で明るく過ごされている姿が、強く印象に残っています。

【歓談されている様子】



ではここで、
カラオケで歌われた歌手と曲名を順番に掲載しますね!

宮城県民謡/大漁唄いこみ
三門忠司/曽根崎そだち
五木ひろし/旅烏
並木路子/リンゴの唄
成世昌平/逢えてよかった
八代亜紀/なみだ恋
成世昌平/鶴の前橋
海原千里・万里/大阪ラプソディー
天童よしみ/幸せはすぐそこに
都はるみ/好きになった人
五木ひろし/夜空
瀬川瑛子/長崎の夜はむらさき
大川栄策/さざんかの宿
三浦洸一/落ち葉しぐれ
千昌夫/望郷酒場
オヨネーズ/麦畑
牧村三枝子/友禅流し
都はるみ/夫婦坂
鳥羽一郎/兄弟舟
いわての民謡/南部木挽唄
北山たけし/剣山
五木ひろし&木の実ナナ/居酒屋
成世昌平/はぐれコキリコ
岸千恵子/千恵っ子よされ
三沢あけみ・和田弘とマヒナスターズ/島のブルース
ちあきなおみ/かなしみ模様
五木ひろし/細雪
バンバン/「いちご白書」をもう一度
清&絢子(秋本清・絢子)/どんと来い!岩手
オーロラ輝子/夫婦みち
真木ことみ/母の暦
北島三郎/箱根のおんな
鳥羽一郎/親子船
美空ひばり/みだれ髪
成世昌平/貝殻恋唄
ザ・ブロードサイド・フォー/若者たち
布施明/霧の摩周湖
山川豊/面影本線
新川二朗/東京の灯よいつまでも
大川栄策/高山の女
伍代夏子/金木犀
当間達子/芭蕉布
三橋美智也/古城
五月みどり/おひまなら来てね
千昌夫/星影のワルツ
北島三郎/終着駅は始発駅

生き生きとした表情で、はしゃいだり無邪気に遊んだり踊ったりと、
楽しい時間を存分に満喫されていましたね♪
参加者同士で交流も行われていたみたいです。

千昌夫の「星影のワルツ」
では、理事長と一緒にワルツを踊られた場面もありました!


カラオケの締めは、北島三郎の「終着駅は始発駅」
歌詞を替え歌にして「終着駅は〜盛駅(始発駅)〜♪」と
粋な演出も飛び出して終了となりました!


帰りは、お土産を全員にお渡ししましたが、
皆さん、幸せな表情をされていましたね!

とにかく、最高に盛り上がった『復興歌声列車』でありました!



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『最後のお茶会』 2011/12/28


本日は水曜日!『お茶会』の日になります。
時間は10時〜12時。

今回、お茶会に来られたのは16名。

お買物した後に立ち寄って頂いた方、会議の場としてお越し頂いた方、
ご近所に住んでいる方、勉強の場として利用された学生さんなど、
色々な方にお越し頂きました!

お茶会最後のお茶菓子は、
「ころ柿と餡入りまんじゅう」です!


これは、室長のオリジナルお菓子になります。
干し柿の中に餡子を入れて、饅頭の生地の中に入れます♪

切り口はこちら!


キッチンでお茶菓子を作って準備が始まっております!







ひとついただいて食べてみましたが、
餡子の甘みと干し柿の甘み、
2つの味が程よい感じに楽しむことができて、
とっても美味しかったです♪

お茶会にいらしたお客様も「美味しかったです〜」
と、召し上がった感想を話されていました。

休憩や寛ぎの場、安らぎの場として、
ご利用していただき、ありがとうございます!


「干し柿」を使用したということで、
少し【豆知識】をご紹介します!

−−−−−−−−
【和菓子の甘みは干し柿が基準】

「和菓子の甘さは干し柿を以って最上とする」という言い伝えがあり、
柿は酸味が少なくて通常15〜20%程度の糖度を含んでいて、
干し柿にすると40〜70%にまで上がります。

この糖度は、練り羊羹と同じ程度であり、
これが和菓子の甘みの基準なのかもしれません。

また、砂糖が貴重品だった昔、干し柿の周りの白い粉、
これは実の部分の糖分が結晶となったものなので、
これを集めて砂糖の替わりにした頃があり、
ここから和菓子の甘さの基準に
干し柿が使われたという説もあります。

逆説として、干し柿の甘みを超えてしまうと下品な甘さになってしまうと
いうこともあり、基準になったとも言われています。

−−−−−−−−
お茶会は、今回をもちまして終了となります。

平成23年10月5日に
『三陸鉄道盛駅ふれあい待合室』がオープンしてから、
毎週水曜日に開催してきました。

今まで様々なお茶菓子を振る舞ってきました。

かま餅、なべやき、りんごクレープ、ぎんつば、
ドイツのケーキ、沖縄のお菓子、おしるこ、などなどになります。

「お茶菓子の手作り体験」も行い、参加されて楽しまれていました!

『ふれあい待合室』では、お茶を無料で振る舞っておりますので、
いつでもいらしてください。

もしかしたら『お茶菓子』が突然、出てくるかもしれません。


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NPO法人 夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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