4月26日の金曜日。「第1回 三鉄歌声列車」を開催しました!
「三鉄歌声列車」は震災前からNPO法人夢ネット大船渡が
開催してきたイベント列車です。震災後2年ぶりに三陸鉄道南リアス線が
盛駅から吉浜駅まで運行を再開したことで、「三鉄歌声列車」も再開しました!
朝から楽しみにされていた方達ばかりで雨の中、
早めに盛駅の待合室にいらっしゃっている方が多かったですね。
参加人数は46名!岩手県の内陸や沿岸北部、
横浜市の方もご参加くださいました。ありがとうございます!
お弁当・汁物・乗車券代で参加費は1500円。
新型車両を貸し切っての「三鉄歌声列車」です!
三陸鉄道の盛駅を11時30分に出発!
動き出した瞬間、復活をお祝いして大きな拍手が起こりました!
乗車後、すぐにカラオケがスタート!
1番最初に歌われた様子です!
テレビ局や新聞社の取材も多かったですね。
注目されているのが分かります。
運行再開してから盛駅に貸切を申込まれた1番目ですからね!
動き出す車両の中で景色をみながらのカラオケ列車!
このイベントで再開後はじめて乗ったというお客様もおりました。
それでは、歌われている様子を写真でご紹介します!
歌いはじめると手拍子が起こり、
歌い終わると大きな拍手が響き渡っていました!
歌声に合わせて踊られる方もおり、
元気に明るく賑やかに「三鉄歌声列車」を満喫されていましたね♪
走っている列車の中で歌うのは、他では味わえない楽しみがあります!
三陸駅で34分ほど停車。
そして「三陸まるごと体験館」から汁物をお出ししました。
お食事の時間の始まりです!お弁当と汁物を召し上がりながら
会話も弾み、笑顔あふれる和やかな雰囲気で過されました!
三陸駅を12時42分に出発。吉浜駅では記念撮影を行いました。
窓から見える風景を眺め、
聞こえてくる艶やかな歌声をBGMに歓談を楽しまれた方もおります。
戻りの列車で、陸前赤崎駅を過ぎてからは、
全員で「千昌夫/北国の春」を合唱!参加者が一つになった瞬間ですね。
そして貸切の新型車両は、盛駅に14時過ぎに到着。
これにて震災後では初回である「三鉄歌声列車」の幕が閉じました。
震災前から参加くださっている方、
震災後も継続して参加されていた方、
久しぶりに参加された方などたくさんの方々がご利用になりました。」
感想を伺いましたのでご紹介いたします。
「最高の心のオアシスでした。
また次にもイベントどんどんお願いします。」
「楽しかったです。めいっぱいカラオケが歌えるのと、
三鉄の新車両に乗れるのと、車窓を眺めるのとを、
一度に楽しめたのが良かったです。今回が1回目だったので、
いろいろ手探りして大変だったと思います。
でも、これから2回、3回とどんどん続けてほしいな…。
今月はありがとうございました。」
「にぎやかでびっくりしました。
サービスがとてもありがとうございます。」
「皆さん、歌をいつの間にか練習されて
余り出しゃばりも良くないと思います。結構楽しくすごしました。」
「これからもずっと続けてほしい。」「にぎやかで楽しい1日でした。」
東日本大震災により三陸鉄道南リアス線は2年間、
不通になっていましたが、その間、エンジンが故障した車両の中や
待合室の中でカラオケのイベントを開催してきました。
三鉄が走り出すその日を待ち望み、参加し続けていた常連客もおりました。
ついに平成25年4月3日に部分的にですが運行を再開し、
走っている列車の中で開催することができました。
ご参加くださいましてありがとうございました!
毎月1回、下旬ごろに開催していく予定ですので、
今後ともよろしくお願いいたします!