2013年7月



『第4回 三鉄 駅からウォーキング』 7/20


7月20日の土曜日、
この日は『第4回 三鉄 駅からウォーキング』を開催しました!
今回は【恋し浜駅】からのウォーキングで、参加者は24名になりました。
参加費は400円で保険・乗車券代です。お弁当とお飲物は各自持参。

11時30分に盛駅を出発!【恋し浜駅】に到着したのは11時50分。 乗車してきた『キット、ずっと2号』に手を振って見送りました。
恋し浜駅の階段を降りた広場にて数分間休憩し、 その間、お食事される方もいましたね。その後しっかり準備体操を行いました。 天気も良く、ウォーキング日和になりましたね。
この広場には『恋し浜』というバラが花壇に咲いています。
ご説明しますと、神奈川県鎌倉市にお住いの方のご好意により、 新種のバラに『恋し浜』と命名して頂き、大船渡市に寄贈頂いたものになります。 また「国際ばら新品種コンクール」で銅賞を受賞。 現在、大船渡市では、財団法人日本バラ会に「恋し浜」の 品種名の国内及び国際登録申請を行っているとのことです。
12時20分、体操を終えて恋し浜駅を出発! いざウォーキング、スタートです!砂子浜にある大家のお宅を目指します!
道端にはアジサイが咲いていました。 繊細な花びらとその強い色合いがステキです。
途中で「東日本大震災津波到達地点」を発見しました。 ここまできたと思うと、その津波の巨大さと恐ろしさを感じましたね…。
濃い色した新緑の中、一本の道路をそのまま歩き続けます。 自然の魅力を充分に感じますね。それに木陰が心地よかったです。 その木陰でひと休憩しました。
進行方向の左手側には常に海が見えます。その景色の一部をご紹介します。 リアス式海岸の様子、海の青と木々の緑が鮮やかで美しく、 海と草木の香りも漂い、自然を存分に感じことができましたね♪
大船渡市三陸町綾里にある砂子浜漁港の付近にきました。 越喜来湾の形がハッキリと分かります。この湾沿いに南リアス線が走行しています。
今回のみどころは、「砂子浜大家」のお家です。 お庭には池があり、時代を感じる芸術的な雰囲気を感じました。
大家である千田家は、海産物の加工品を江戸に千石船を使って運んでいました。 また、漁業や林業も盛んで、大商人でもあり、地域の行政官でもありましたので、 自ら御堂を建て、袈裟を来てお経をあげる宗教者でもあったそうです。
その御堂を拝見することができました。中に入ると神聖な空気を感じました。
大学教授から8年間調査が続き、写真を数万枚撮られているそうですが、 いまだ解明されていないことが多く、今年も調査が行われるとのことです。
また母屋の中もご紹介して頂きました。本当にありがとうございます。 ここも歴史や時代を感じる貴重な物ばかりで、素晴らしいものが沢山ありました。
こちらは江戸時代の千石船の帆だそうで、伊達藩の家紋が入っています。 よく見ますと、千田家の家紋も入っています。これは凄かったですね!
この後、片道約3kmのコースを戻り、「恋し浜駅」を目指します。 お話ししながら木陰の中を気持ちよく歩きました。 お花や筍、木天蓼を摘んでいた方もいましたね♪
14時50分頃「恋し浜駅」に到着! 広場で整理体操を行い、記念写真を撮りました。 そして、駅舎の中にある「ホタテ貝の絵馬」に願い事を 書いて願掛けも行いました!願い事、叶いますように!
中にはこのようなことを書かれた方も!嬉しいですね。
15時19分、盛駅に列車が到着し解散となりました!
それでは、参加された方の感想をご紹介します。 「ちょうどよい距離でした。歴史を感じる物を見せて頂き、 とっても貴重でした。ありがとうございました。」 「木陰が気持ちよく距離もちょうどよかったです。」 「貴重な物を拝見できて、よい運動にもなって楽しかったです。」
ご参加くださいまして、ありがとうございました!
最後に、7月20日は「恋し浜」に駅名を改称した記念日になります。 駅舎は1985年10月16日に「小石浜駅」として新設されました。 地元の小石浜地区で直販されているホタテブランド「恋し浜」にちなんで、 2009年7月20日から現在の「恋し浜駅」になりました。
次回は、「第5回 三鉄 駅からウォーキング」【甫嶺駅】周辺を散策します。 期日:8月24日(土) 集合:11時に三陸鉄道盛駅に集合 参加費:450円(保険・乗車券代)
甫嶺駅からウォーキングし、今出山金山跡と映画館跡などの史跡を堪能します。 ※お弁当・お飲物は各自持参でお願いします。 ※大雨で中止の場合は、翌週土曜日(8/31の同時刻)に行います。



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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