2013年11月



『劇団「ともえ座」公演』 11/9


11月9日の土曜日、「復興ニュース発行100号記念・ 
三陸鉄道盛駅ふれあい待合室オープン2周年記念」として、劇団「ともえ座」の公演を、 
大船渡市民文化会館リアスホールの大ホールで開催しました。 


協賛出演は、満月会坂東流山形県民踊協会。 主催は特定非営利活動法人夢ネット大船渡
また、復興ニュース配布ボランティア・三陸鉄道盛駅ふれあい待合室関係・ 夢ネット大船渡関係の個人や協力団体代表者らに感謝状をお贈りしました。
開場:12時30分、開演:13時00分、終了:16時00分
<岩城理事長の挨拶> 「今後も皆様の気持ちを大事にしながら、 被災地が一日も早く復興すよう努めていきたい。」と力強く話され、 また、「900人以上の皆様に、楽しんでいただき、復興ニュース100号、 盛駅ふれあい待合室オープン2周年の記念イベントを行ってよかった。 引き続き、被災者や気仙を元気にするために支援していきたい」と話されていました。
<お客様からの感想> 「とてもよかった。とても楽しく過ごせました。 色んな踊りがみれてメリハリがあってよかったです。 近所のお年寄りが「生きてたら来年も来たい。」と話していました。 そして「またぜひ見たい!」とニコニコな笑顔で話されている方が多く、 本当に大盛況な公演になり、約900人がご来場されました。 ありがとうございました!
それでは、本編の演目の様子をご紹介します。
12時58分に公演がスタート。 最初に、気仙沼市の特級法螺師、東光院住職・菊田信道さんが 法螺貝を吹き、開場中に響き渡りました。
<13時、協賛出演「満月会」の演目からスタート> 1.秩父夜祭…歌に合わせて子供達が鳴子を持って可愛らしく踊られました。 2.酔歌…歌に合わせてでは、扇子を持った3名でしなやかな踊りを披露! 3.番屋…キレのある踊りで力強くかっこよい魅力に溢れた舞踊!
<13時15分、劇団「ともえ座」の演目> 1.おしどり妻恋…男女に扮した2人がしなやかな踊りを披露。 2.初夏秋冬花吹雪…あでやかな衣装で優雅に舞う。 3.港町十三番地…船員の格好で軽快な動きで踊る。 4.民謡メドレー…お祝いの民謡連発!お面を被り、明るく元気な舞を披露! 5.むらさき雨情…艶のある表現で踊られ、 しなやかで柔らかい動きで観客を魅了! 6.肥後の殿様…着物の格好で扇子を持って表現豊かに踊られました。 7.沖縄三線歌謡コーナー…家元が三線を弾きながら演奏。 歌いながら演奏され、最後は踊り手を加えて歌と三線でお客様を魅了! 手拍子をお客様に呼びかけ「やりづらい」と言って笑いをとっていましたね♪ 8.〜琉球舞踊〜汝と我んとうぬない口小…沖縄民謡に合わせて 豪華絢爛な衣装を身にまとい、3人の舞をステージいっぱいに披露されていました♪
<14時00分「式典・感謝状贈呈」>
夢ネット大船渡理事長岩城恭治の挨拶から始まり、 「復興ニュース配布ボランティア」「三陸鉄道盛駅ふれあい待合室関係者」、 最後に、「夢ネット大船渡関係者」を11名ご紹介し、代表の方に感謝状を贈呈しました。
<14時20分、協賛出演「坂東流」の演目> 1.夫婦一生…ふれあい待合室でお世話になっている 岩渕孝二さんが北島三郎の「夫婦一生」を歌われました。 その歌に合わせて坂東流の桂木みゆきさんが、歌の世界を見事に表現し、 素晴らしかったです。 2.潮騒のメモリー…桂木みゆきさんが客席に降り、お客様と握手しながら ぐるっと客席を回って湧き上がりました。握手しては手を離さない方もいました。 最後はステージに戻り、歌の世界を表現豊かに踊られました。
<14時30分、協賛出演「満月会」の演目> 1.石割桜…扇子を持った袴姿の子供1名が大きなステージで立派に踊られました。 お客様の反応もよく、すっかり魅了されていましたね♪
2.海雪…銀色のキラキラした扇子を持ち、水色の着物を着た4名が舞いました。 扇子で雪を演出し、キラキラと光輝き、美しくしなやかに踊られました。 3.まつり…キレと大きく大胆に迫力ある力強い踊りで、 歌の世界を見事に表現。大変素晴らしかったです。
<14時45分、協賛出演「山形県民踊協会」の演目> 1.紅花摘み唄…山形県民謡に合わせての踊り。紅花を籠に入れ、 7名で優雅に踊られました。 2.観客からの「やっしょうまかしょうシャンシャンシャン!」の大きな掛け声と 手拍子も大きく響き渡り、会場中が全員参加して盛り上がりました。 明るく元気に華やかで勢いよく踊られ、とても素晴らしく見事な花笠音頭でした。
<15時00分、「ともえ座」の演目> 1.ソーラン祭り節…元気なよさこいから、幕が開きました。 軽快な曲でキレのある踊りを大きな動きで演出し披露!ホントかっこよかったです!
2.萬代の舞…あでやかな着物姿で、艶のあるしっとりとした舞いを披露! その世界に惹きこまれ、見入っているお客様が多かったです♪
3.博多さのさ〜人生一路…家元・石川陵山の舞台。博多さのさでは黒い着物。 人生一路では黒い着物を脱ぎ、白い着物姿で賑やかに踊られました。
4.涙を抱いた渡り鳥…侍姿で登場し、三度笠や刀を使っての舞踊を披露!
5.夜桜お七…黒を基調に金と赤の色彩が入った振袖姿で扇子を持ち、 優雅にしっとりと、時には情熱的に踊られ、見応え充分でした!
6.紫欄の花〜どうにもとまらない…白い着物でしっとりしなやかな舞を披露! お客様は食い入るように惹きこまれ、拍手も大きく最高に盛り上がりました! 「どうにもとまらない」へと曲が変わり、動きも一変。 今度は激しい曲でノリノリで踊られ、歓声も大きく手拍子も大きかったです! 笑い声も聞えてきる賑やかな感じで踊りが披露されました。 踊り手も楽しそうに、お客様も楽しまれているのが伝わるとても良い舞踊でしたね♪
7.一天…軽快な曲に合わせて、大きな動きで男らしく堂々とした舞踊を披露。
8.あんたの大阪…情熱的な歌に合わせて、あでやかな衣装で表現豊かに踊られました。
9.〜一人芝居〜頑固おやじ…一升瓶のお酒を飲み、酔っ払い姿で登場。 千鳥足で歩き回り、お酒を飲んでは、しゃっくりを繰り返し笑いが発生。 嫁ぐ娘の切なさや親の気持ちを面白おかしく、時には涙を誘い、 その世界観に惹きつけられ魅了され、様々な感情の刺激を受けました。 角隠しや白打掛の意味も話され、最後には鉢巻をして「ひょっとこ」のお面を被り、 明るい曲調に合わせて踊りが披露されました。 涙あり笑いありのとても内容の濃い見事で気持ちが良い芝居でした。
10.〜元禄桜吹雪〜決闘高田の馬場…2人芝居。 黒い衣装の侍へおばあさんから果たし状が手渡されました。 おばあさんはコミカルな動きで登場。ホウキを持って駆け回り、 常に観客から大爆笑が起こりました。 侍が果し合い場に行き、 闘っている最中の場面では、 おばあさんがホウキで邪魔に入り、 侍に変わって格闘し、大きな笑いが起こりました。 それを何度か繰り返し、最後には侍がおばあさんを蹴り飛ばし、 観客の方へ落ちて行き、また笑いが発生。 お腹の底から起こる大きな笑いを誘い、最高でした!
16時00分、全ての演目が終わり、公演が終了。 出演者全員がステージに登場し、ともえ座の家元「石川陵山」さんから ご挨拶がありました。そして、三本締めで幕を閉じました。
その後、出演者はお客様の見送りに登場。 お客様に御礼を述べて握手し、お客様と会話され、 とっても良い笑顔の方々をたくさん拝見いたしました。 充実された時間、充分に楽しんで頂けたことと思います。 ご来場、誠にありがとうござました!
「ともえ座」公演は、900人以上の観客が入り、 皆様、楽しみを存分に味わい、笑顔で帰られました。 どなたも様々な踊りに惹き付けられ、舞踊を堪能されました。 涙あり笑いありの公演は、とても大盛況でした!



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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