2014年3月



『第12回 三鉄 駅からウォーキング』 3/15


3月15日の土曜日。この日は『第12回 三鉄 駅からウォーキング』を開催。
参加費は50円で保険代になります。時間は9時から12時で行いました。参加者は13名。

今回は、大船渡市猪川町藤沢口の「鬼越えふれあい広場」を目標に歩きましたが、 長安寺の「福寿草」が見頃だということで、 少し距離を伸ばして、長安寺までの往復10kmを、 13人の参加者でウォーキングしてきました!
準備体操を終え、9時25分頃、三陸鉄道盛駅を出発!
「みどり歩道橋」から、 ちょうど岩手開発鉄道の貨物列車が走行してくるのが見えました。
盛川の河川敷に沿って歩きました。途中にはこのように大きな橋が…。 これは「大船渡三陸道路」という高速道路の柱です。
天気も良く、外を歩くには気持ちが良い日でありました。 盛川河川敷では、ウグイスの初鳴きを聞くことができ、 春を感じる出来事でしたね。また、初めにしては上手な声で鳴かれていました!
やがて「鬼越えふれあい広場」に到着。ここで、鬼越の由来をご説明しました。
『鬼越えふれあい広場』ができたのは、平成6年4月1日。 「藤沢口付近はかつて「鬼越え」と呼ばれていた。 昔、猪川に住んでいた赤頭の首領高丸という鬼を、 坂上田村麻呂が小高い岩山まで追い詰めた。 前は深い淵で、高丸は最後の力をふりしぼって 岩の上から向こう岸に飛び越え、逃げ去った。 この“伝説”にちなんで、その岩山は「鬼越え」と名付けられました。 「鬼越え」の岩山は現在存在していません。」
ここで一休みし、全員の記念写真を撮影。
「福寿草」が咲き、見頃を向かえたということで、 長安寺まで距離をのばして歩くことにしました。
立派な山門が見えてきました!
10時40分頃に長安寺に到着!その見事な山門がこちら! その姿、雰囲気、造形や大きさなど、一瞬にして魅了されましたね♪
概要を簡単にご説明します。 案内板には、「当山は、京都東本願寺の末寺で真宗大谷派に属する。 開創は平安時代末期と思考される。開基は、正善坊と号し、 気仙郡司の嫡流であったが宿因多幸にして、先に比叡山東塔に学び、 帰国後、当地に一宇建立して長安寺となす。 当初は天台宗を継承したが二十一世正光坊が足利義満将軍の 明徳2年(1391年)に現在の真宗に改宗し、 以来ここに、四十一世の衣鉢を伝え今日に至る。 弘治2年(1556年)火災に遭遇し惜しくも七堂伽藍の宝物等、 悉く鳥有に帰せり。現在の本堂は、明治16年(1883年)の創建なり。 山門(楼門)は、寛政8年(1798年)竣工であるが 藩主伊達公との軋轢に依って、工事中止の命を受けた未完成の建造物である。 鼓楼、鐘楼は桃山建築を模したものである。 諸殿全て、気仙匠の技術に依るものである。  長安寺 」とあります。
山門は3間3戸の楼門で文化財指定はされていないものの 岩手県内最大級の規模を誇り、由来や歴史性、意匠など優れた建物だということです。
その前にある池にはコイが泳いでいました。 みんなの気持ちや疲れが癒された瞬間でしたね。
そして、見事に咲いている福寿草!
こんなにいっぱい咲いているのは他にないだろうとの声でした。 キレイに咲いた福寿草!たくさん咲いていました!
参加した方々から感想を伺いました。 「晴天下で歩いて気持ちがよかった。 見たいと思っていた福寿草を見ることが出来た。 長安寺の山門、コイなど感激しました。」
次回は4月、唐丹町の本郷桜並木を見に行きます!
4月26日(土)「第13回 三鉄 駅からウォーキング」 集合:8時30分に三陸鉄道盛駅 時間:8時50分盛駅発〜唐丹駅〜15時8分盛駅着 参加費:800円(乗車券往復・保険代) 締切:4月24日(木)※事前の申込みが必要です。 持参:お弁当・お飲物 4月は唐丹駅を散策します。 見事な桜並木で有名な本郷までウォーキングします。
申込先:三鉄盛駅ふれあい待合室 TEL:0192-47-3542



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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