2014年7月



第16回 三鉄 駅からウォーキング 7/13


7月13日の日曜日。この日は『第16回 三鉄 駅からウォーキング』を開催。
参加費は400円で、乗車券代。人数は、9名になりました。

三陸鉄道南リアス線に乗車して沿線の駅で下車し、健康を目指しながら 地元の魅力を再発見できるのが『三鉄 駅からウォーキング』になります。
今回は恋愛のパワースポット・ホタテ絵馬で 有名な『恋し浜駅』から、砂子浜大家までを往復してきました。 『砂子浜大家の千田家』では、江戸時代の歴史的宝物を拝見しながら、 ご説明を受けてきました。
それでは、ウォーキングの様子をご紹介いたします。
盛駅を11時発の定期列車に乗車し出発! 恋し浜駅には、11時19分に到着。階段を降りた先の広場で、準備体操をしました。
この広場には「恋し浜バラ」の花壇があります。 ご説明しますと、神奈川県鎌倉市にお住いの方のご好意により、 新種のバラに『恋し浜』と命名して頂き、 大船渡市に寄贈頂いたものになります。 また「国際ばら新品種コンクール」で銅賞を受賞。 現在、大船渡市では、財団法人日本バラ会に「恋し浜」の 品種名の国内及び国際登録申請を行っているとのことです。
駅周辺には今が旬の『あじさい』がたくさん咲いていました!
キレイに咲いた『あじさい』を眺めながらその横を歩きます!
可愛い「鹿」を発見!お食事中でしたね♪
コースの途中に「東日本大震災津波到達地点」がありました。 海から高い場所にありましたが、ここまで津波がきたと思うと、その凄さと脅威を感じました。
沿岸沿いを歩きます。木と木の間に通る道路を歩いていきます。 波の音と潮の匂い、海風を感じながら木陰の涼しい場所を歩くのは、 とても気持ちがよかったです。途中で休憩をいれながら行いました。
木の間から見える景色もまた心を奪われるほど 自然が作り出す芸術を見ているようで素晴らしかったです!
歩き始めて約50分後、昼食をする港へ到着しました。 ここで、海の景色を見ながら、持ち寄った「手作りお菓子」を振る舞われていた 参加者がおりましたね。美味しかったです!ありがとうございました!
13時すぎ、「砂子浜大家」のお宅を訪問。その「お御堂」を拝見することができました。
大家である千田家は江戸時代、海産物の加工品を江戸に千石船を使って運んでいました。 また、漁業や林業も盛んで、大商人でもあり、地域の行政官でもありましたので、 自ら御堂を建て、袈裟を来てお経をあげる宗教者でもあったそうです。
中に入ると神聖な空気を感じました。 今から約250年前に建設された建物。今でも立派に保管されています!
気仙大工の技術により建てられました。釘を使わない欅作りの「お御堂」です。 250年の年月が過ぎても観音様の扉は、 修繕することなく隙間なくピッタリと閉まるのが、凄いですね!
こちらが観音様です。8等身の姿で、とても美しい姿をしています♪ 体が斜め前の状態で立っているのは「御救いします」とのこと。
この「お御堂」の宗派は親鸞になり浄土真宗になります。 大学教授からの調査が続き、今年で10年目。 写真を数万枚撮られているそうですが、解明されていないことが多く、 歴史上、とても貴重な物になりますね。
13時40分過ぎ、訪問先の千田さんに御礼を伝え、「恋し浜駅」へと歩き出しました。 14時30分頃、参加者全員が駅前広場に到着。 「恋し浜バラ」の前で記念写真を撮影しました。
列車が到着するまでの時間は「ホタテ絵馬」で有名な 「待合室」をご覧になられました。たくさんの方々が願いごとを書かれ、 ホタテ絵馬が待合室いっぱいに吊るしてありましたね。
「恋し浜駅」14時53分発の三陸鉄道に乗車し、盛駅には、15時8分に到着しました。 これにて『第16回 三鉄 駅からウォーキング』は終了となりました。 ご参加ありがとうございました!
参加者の感想をご紹介します。 「砂子浜大家のお御堂の中を初めてみました。 たいへん素晴らしかった。お陰様で本当に感動しました。」
「いろいろと江戸時代から続く大家を拝見して、 説明して頂いて、勉強になりました。楽しかったです。」

次回の「第17回 三鉄 駅からウォーキング」は 9月13日を予定しています。「吉浜駅」から津波石までの ウォーキングを予定しています。 近くなりましたら、ご案内いたしますので、お楽しみに!



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