2014年9月



第13回 三鉄駅弁列車 9/27


9月27日の土曜日。この日は『第13回 三鉄駅弁列車』を開催しました。
参加費2200円で、駅弁と乗車券代になります。
参加人数はスタッフ4名を含めた42名。ご利用ありがとうございました。


『三鉄駅弁列車』で使用する車両は、豪華な内装の『新型レトロ調車両』。 被災地・観光地ガイドを聞きながら、海の幸が豊富に入った駅弁を召しあがる♪ 2時間のちょっとした旅が味わえます。
駅弁は、碁石給食さんご協力により、 「いわて恵みづくし弁当」を盛駅の駅弁として取り扱っております。 その内容は、ウニの炊込みご飯、ホタテ・アワビ・イクラ・カキ・ ワカメ・ サンマハンバーグが入った少し贅沢なお弁当!
盛駅を11時30分に出発!岩城理事長のご挨拶に続き、 被災地・観光地ガイドが始まりました。 三陸鉄道南リアス線の沿線の各場所ごとに合わせて 東日本大震災の津波の被害状況や、観光地などご説明されました。
被災地ガイドの内容は、陸前赤崎駅付近の「生形(おいかた)自主防災組織」、 綾里駅付近にある「明治三陸大津波伝承碑」、甫嶺駅付近の被災状況、 三陸駅付近の「避難路を使用して全員助かった越喜来小学校」と「三陸の園」、 吉浜駅付近の「津波記念碑」、唐丹駅付近の「唐丹小学校」、 釜石駅付近の被災状況などになります。
そして、被災地の現状もご覧になれます。各所で復旧工事が行われており、 完成するまでしばらく時間がかかりそうですね…。
車窓から見える仮設商店街の様子はこちら。
<中赤崎仮設商店街>
<浦浜サイコー商店会>
今回は、奥州市からのお客様が21人と約半数がご乗車になりました。 ガイド役の岩城理事長は奥州市胆沢区出身であるため、 往路でのガイドに熱が入っていましたね。
恋し浜駅では、往路で6分間。復路で10分間ほど停車。 ホームに降りて、ホタテ絵馬をご覧になられたり、 幸せの鐘を鳴らされたりと、思い思いに楽しまれていました。
皆様、車窓から三陸海岸の美しい景色を眺め、美味しい駅弁を召しあがられておりました♪
「吉浜−唐丹」間の景色です。木々の間から海が見え、 その先には湾の様子が感じる事ができます。
「平田−釜石」間の景色。釜石の街並みをご覧になれます。
また、車内販売も行いました。 扱った商品は「かもめの玉子(ミニ)」「恋し浜マドレーヌ(6個入り)」 「ご乗車記念てぬぐい」「三鉄セロハンテープ」 「三鉄クリアファイル」「宮古の塩飴」以上になります。
釜石駅では10分間の停車。すぐ折り返して盛方面へと出発します。
復路では得意のマジックを披露し、笑う声が響き渡っていました! お客様にも体験して頂き、楽しまれていましたね♪
13時30分に盛駅へ到着。これにて終了となりました。 ご参加いただきまして、本当にありがとうございました!
参加者の感想をご紹介いたします。
「今迄テレビ・新聞で見たり聞いたりした震災の知識が この列車で良くつながりました。ありがとうございました。 お弁当おいしかったです。今度、孫と一緒に来ます。 岩城さんとてもお話良かったです。お値段以上の収穫でした。 お体に気をつけていつ迄も続けてください。」
「三鉄駅弁列車にのってとても楽しくすごしました。 弁当も大変おいしく食べました。出来れば釜石にもう少し 時間をあったらいいのではないでしょうか? この次は孫と一緒にのりたいと思いました。」
「弁当も大変おいしかったです。海の幸が沢山入っていて 良かったです。又、ガイドさんも上手で くわしく説明して頂き、大変勉強になりました。 再度又、乗ってみたいです。本当にありがとうございました。」
「大変意義のあるイベント列車です。小生も3.11以降、 年数回、故郷の津、名古屋、岐阜、東京で被災地支援のための 訴えや講演をつづけています。津波の記憶をとどめる為の 遺跡や記念碑よりも、こうした列車を続け、 乗客に訴え続ける事こそ最大の力と思います。 毎年3月11日は大イベントを!毎月の11日は中イベントを。 全国に働きかけて3.11を風化させない中心的活動になる事を 祈っています。小生も東京、東海地方で可能な限りアピールし、 足を運ばせて知恵を使います。岩城理事長に感謝!! 地道にこの列車イベントを続ける事が最大の力と信じます。」
「見てみたかった、乗ってみたかったレトロ列車。 やっとタイミングが合って、駅弁列車に乗れて嬉しいトン! 岩城さんありがトン!!釜石で観光できる時間があると 尚良いかなぁーと思いました。 でも単線だからきっと難しいんでしょうネ。。。 楽しい想い出が、またひとつ増えました。」
「あらためて津波のおそろしさを知りました。 ガイドさんの説明も良かったし、お弁当も とてもおいしく食べました。 盛駅の名前の由来もはじめて知りました。」
「友人から突然のお誘いで参加しました。 思いもかけない楽しい時間をすごすことができました。 今度は友人を誘って、再度乗車をしてみたいと思いました。」
「30年前、越喜来に住んで5年間崎浜小学校で勤務した私です。 震災前迄は、年1度訪ねていた大変なつかしい三陸町です。 人情的な町民の方々に囲まれての生活は一生の 宝となっています。今日は杖を手に仲間に支えられて 想像以上の大変な震災後の三鉄駅弁(絆)列車に乗って 説明を聞きながら美味しい弁当を舌包みし、 胸が引きしまる思いでした。ご説明して下さった方に 感謝し、本当にありがとうございました。 思い出が胸に残って忘れることがないでしょう。お礼まで。」
「初もみじ 三鉄列車に 遊びけり 車窓より 津波のあとや 秋月濃し 秋の雲 亡夫(つま)へ届けよ 愛の鐘 ガイドさんの説明は分かり易く、しんきん感が持てり、楽しかったです。」
次回の開催をご案内いたします。
『第14回 三鉄駅弁列車』10月27日(月) 11時30分盛駅発〜釜石駅折返し〜13時30分盛駅着 集合時間:11時に三陸鉄道盛駅 参加費:2200円(駅弁・乗車券代) 定員:48名(最低催行:20名) 申込締切:10/21(火) ※要申込み 新型レトロ調車両を貸し切って行うイベント列車! 被災地観光地ガイド・マジック付き! ウニの炊込みご飯、ホタテ・アワビ・イクラ・カキ・ワカメ・ サンマハンバーグが入った少し贅沢な駅弁を召しあがります!
<主催・お申込み・お問合せ> 三鉄盛駅ふれあい待合室 Tel:0192-47-3542



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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