2014年11月



第15回 三鉄駅弁列車  11/25


11月25日の火曜日。この日は『第15回 三鉄駅弁列車』を開催。
参加費2200円で、駅弁と乗車券代になります。
内装が豪華で高級感を感じる『新型レトロ調車両』を使用した
貸切列車で運行しています。

盛駅を11時30分に出発。岩城理事長のご挨拶に続き、 被災地・観光地ガイドが始まりました。
駅弁は、碁石給食さんのご協力で提供しております。 「いわて恵みづくし弁当」を盛駅の駅弁として取り扱い、 ウニの炊込みご飯、ホタテ・アワビ・イクラ・カキ・ ワカメ・ サンマハンバーグなど、 海産物が豊富に入った駅弁となっています!
美味しいお弁当を召しあがりながら、 盛から釜石まで約2時間の小旅行が味わえますよ♪
岩城理事長の「被災地・観光地ガイド」は、 東日本大震災や過去の津波被害の状況など、 沿線の場所ごとに合わせて、被災地・観光地の様子を説明されています。
被災地ということで、三陸鉄道南リアス線の車窓から、 復旧工事の様子をご覧になることができます。
参加者は、北上市の江釣子自治振興協議会29名が、 研修での三陸鉄道株式会社の支援を含めての乗車されました。 奥州市江刺区の某老人クラブ有志11人と、 個人参加2人の計42名、スタッフ2名を含めて合計44名になりました。 ご利用ありがとうございます。
メインの「いわて恵みづくし弁当」は今回も好評で「美味しかった」と言って頂きました♪
被災地ガイドの内容は、 「陸前赤崎駅付近の生形(おいかた)自主防災組織」、 「綾里駅付近の明治三陸大津波伝承碑」、 「甫嶺駅付近の被災状況」、 「三陸駅付近の越喜来小学校と三陸の園」、 「吉浜駅付近の津波記念碑や奇跡の集落について」、 「唐丹駅付近の唐丹小学校」、「釜石駅付近の被災状況」など。
往路の『恋し浜駅』では、8分間の停車。
「幸せの鐘」を鳴らされたり、待合室の中にある「ホタテ絵馬」を ご覧になられたりと、それぞれ思い思いに過されました。
また、釜石駅を折り返した復路で、 岩城理事長は「破った紙が復活するマジック」や、 「ほら吹き大会での笑い話」も披露され、 車内は明るい笑いで盛り上がりました!
岩手県内陸部からのお客様ばかりになった今回の『三鉄駅弁列車』。 被災地の現状を三陸鉄道の車窓からご覧になり、 理事長の被災地ガイドで、震災の状況を感じて頂けたことと思います。
美味しいお弁当と笑い話やマジックの披露、 被災地の今を知って頂くなど、内容盛り沢山で 有意義な時間となったように思います。
盛駅へは13時30分に到着。ご参加ありがとうございました!
最後に参加者の感想をいくつかご紹介いたします。
「車窓から見る三陸の海、地域は、 自家用車から見るものと違い、 被災状況も把握することができました。 ガイド付の貸切列車は大変有意義でした。」
「乗りごこちも良く、弁当も味最高でした。 久し振りに美味しいと感じました。 しいて一言、トンネルの数は地形的に仕方ないので イルミネーションなどトンネルの中でも楽しめる工夫を 考えてくれれば、いいなぁ〜と思いました。 雨も降らずおだやかな気候で楽しめました。 ありがとうございました。」
「一度は乗車したいレトロ列車で感激しました。 震災復興のためにも色々な方にも広報したいと思います。 往復2時間のビール飲み放題で再度利用したいです。」
「列車の乗り心地もよく、 とてもとてもおいしい昼食感動いたしました。 海の景色、被災地の現況、夢ネットのガイドさんの 説明も分かりやすく、大変充実した研修となりました。 ぜひ地元はもちろん、知人に紹介したいと思います。 ありがとうございました。 ※列車の中でお土産などの販売が あってもよいように思いました。」
「ガイドさんのほらふき大会の話を 聞きながら書くのは大変です(笑)。 お弁当はおいしくて残さず食べました。 ガイドさんのお話も楽しいし、しばらくぶりの海は、 災害にあったにもかかわらず美しいながめでした。 ガイドさん御苦労様でした。そしてありがとうございます。」
「11月下旬の三鉄駅弁列車の利用でしたので、 お弁当は温かいものであってほしい。お茶も温かいものであってほしい。 弁当の具材は申分なしでした。 ガイドの方、120点。とてもよかったと思います。 運転手の方も所によっては(ガイドの案内の内容にあわせて) スピードを落とすなど、心くばりが感じられました。 恋し浜マドレーヌのサービスありがとう。 被災前の元気な地域に一刻も早く復興されますよう 北上から応援しております。 『津波なんかに負けてたまるか!!』の 気持ちで頑張って下さいね。」
「ぜいたくな気分での2時間の旅でした。 当家のお嫁さんの実家は大槌町で 大きな被害にあっていますので、 3.11の大津波は他人事ではありませんでした。 今回の小旅行で少しは気持ちが 楽になった様な気がしております。」
「内陸に住んでいると沿岸の事が何も知らないでいる事ばかり。 災害の復興がいまだ進んで無い様に見えてならないが(ニュースなど) 一番はそこに住む人のつながり笑顔が一番かとつくづく思う。 三陸に小・中学生が足を運ぶイベントを内陸から発信したい。」
「久々に三鉄に乗りました。仕事の関係で沿岸地区で 12年間生活していました。トンネルが多いのは 変わりありませんでした。集客することは大変と 思いますが、よろしくお願いします。」
「楽しいひとときを有りがとうございました。 初めての駅弁列車でしたが、期待通りの 弁当に舌づつみを打ちました。本当に美味しかったです。 ガイドさんの話も解りやすく、あきることなく楽しみました。 帰りのマジックも良かったです。 これからもお元気で三鉄をご利用する人たちを楽しませて下さい。 私も是非又乗ってみたいと思っております。ごきげんよう!」
「三鉄利用者増加のためのイベント列車。 これからも頑張ってほしいと思います。 お弁当もとてもおいしかったです。 案内の方が同乗されて、説明をしていただいたので、 震災の状況、現在の状況を理解することができました。 ありがとうございました。ぜひ全国の方々、 特に岩手県民の方には、一度は利用してほしいと 思います。三鉄頑張れ!」
「とても良かった。盛駅から列車に乗るまで、 貸切とは知らなかった。そしてガイド付きも 想定してなかった。内陸に生まれ内陸に住む者は、 海はあこがれである。津波が無かったらどんなに すばらしい世界であろう。復興を祈り、今度は家族で 訪れて見よう。三陸の海、ありがとうございます。」
「三陸お弁当列車に乗り、初めて素晴らしさが解りました。 内容が解らないときは、不安や心配が多少ありました。 案内の素晴らしさはもちろん、楽しませること、 もてなす心、心にしみる一時、大変有難うございました。」
「最近の世の中は、ただただ、せわしい世の中です。 昔はせわしくてもお金がなくても、友人達と楽しい事があった。 今日は26年度の最も楽しい想い出を作る事が出来ました。 人生は楽しく生きて行く事が大事ですね。 本年も良き年であります様、 岩城さんも元気で感謝感謝です。」
次回の開催をご案内いたします。
『第16回 三鉄駅弁列車』12月14日(日) 11時30分盛駅発〜釜石駅折返し〜13時30分盛駅着 集合時間:11時に三陸鉄道盛駅 参加費:2200円(駅弁・乗車券代) 定員:48名(最低催行:20名) 申込締切:12/8(月) ※要申込み 新型レトロ調車両を貸し切って行うイベント列車! 被災地観光地ガイド・マジック付き! ウニの炊込みご飯、ホタテ・アワビ・イクラ・カキ・ワカメ・ サンマハンバーグが入った少し贅沢な駅弁を召しあがります!
<主催・お申込み・お問合せ> 三鉄盛駅ふれあい待合室 Tel:0192-47-3542



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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