2015年2月



盛駅周辺活性化フォーラムと三鉄交流会  2/20


2月20日の金曜日。この日『盛駅周辺活性化フォーラム』を
盛駅前にあるカメリアホールの大ホールにて開催しました。
時間帯は16時〜17時50分まで。無料になります。

≪案内文≫ 大船渡市の中心商店街でもあった盛町が、 郊外店進出等から寂しくなりつつあります。 しかし、JRのBRT運行や三鉄全線運行再開など 大船渡市の陸の玄関口は盛町です。 この盛駅前に観光客が立った際、どう駅前が目に映るのでしょうか。 もっと賑やかな盛駅周辺、そして盛町にして市民は勿論のこと 観光客からも、喜ばれる盛町にするにはどうしなければならないのか? みんなで考えようではありませんか。
お集り頂いた団体は、大船渡市内にある13団体。 大船渡市 沿岸広域振興局経営企画部大船渡地域振興センター 大船渡商工会議所 大船渡市観光物産協会 盛地区公民館 南三陸ショッピングセンター さかり中央通商店街振興組合 盛町商店会 盛青年商工会 JR盛駅 三陸鉄道南リアス線運行部 NPO法人夢ネット大船渡など。
後援して頂いたのは「岩手日報社」「東海新報社」です。
夢ネット大船渡が発案し、共催という形で行いました。 JR大船渡線BRTや三陸鉄道南リアス線という交通機関が集まる 陸の玄関口である『盛駅』を中心とした 地域の活性化・にぎわい創出への方法や対策など話し合い、 盛駅周辺地域を活気づけて、復興につながればと考えております。 また「盛駅周辺活性化検討委員会」の設立も含めて行いました。
人数はスタッフ含め44名が参加。
始めに、夢ネット大船渡の岩城理事長が、 「大型店の郊外進出や、復興事業による新しい町づくりなど、 盛駅の周辺はますます閑散としていくことが懸念される。 皆様の力をお借りして、盛駅周辺の地域ににぎわいを 生むための第一歩を、このフォーラムで踏み出したい。」と 挨拶されました。
次に、JR盛駅の佐藤英喜駅長の基調講演を行いました。 テーマは「地域とともに進めるJR東日本の観光開発」
人口の減少や車利用者の増加が、 駅前における交流人口の減少に影響を与えている。 地域の宝を探し出し、観光サービスの充実や商品化に向けて磨くこと。 地域づくりには6大要素が必要。 それは「やる気」「知識」「感性」「経験」「技」「愛」。 その中でも一番大事なのは『やる気』など、
観光サービスの充実を図ることで交流人口を増やし、 地域活性化に有効になることを言われていました。
そして、他の地方の取り組みを紹介し、 「自分たちが良いと思うものでなければ、 観光客や周囲の人も良いとは思わない。 地域のことをよく知っている住民が自主的に 動いていかなければ、観光客も喜ばない。」 「できることからひとつずつ始めてみよう。」と助言されました。
基調講演の次は「一般社団法人ケセンきらめき大学」事務局の佐藤公精さんと 「NPO法人夢ネット大船渡」の岩城理事長による【意見発表】が行われました。
佐藤公精さんは、観光案内所の開設や盛駅舎を 2階建てにして食堂を設置。 飲食店の営業日と休業日を観光客に案内するなど、 利用者に駅を気持ちよく使ってもらうための取り組みや 駅前をアーケードにして景観の向上を図り、 駅公認のゆるキャラを作るなど、 形が想像できるような具体案を提言されました。
岩城理事長は、盛町内のお宝を点から面に広げ、 リアスホールや市民体育館の催しに来られた人を 飲食店やショッピングセンターへ誘導してみてはどうか…。 盛市日には飲食店も協賛メニューを提供し、 盛駅前では三鉄の「3」にちなんで、毎月3日・13日・23日に 市日やイベントを行ってみてはなど、ご意見を述べられました。
17時50分頃『盛駅周辺活性化フォーラム』が終了。
その後、盛駅周辺の活性化を目指して三鉄列車を貸し切り、 交流会を行いました。使用したのは『新型レトロ列車』です。 参加費は1000円。スタッフ含め、37名が参加。 お弁当やお酒など準備し、ご提供しました。
盛駅を18時15分に出発。 お弁当は、盛駅周辺にある『食事処 百樹屋』さんにお願いしました。 こちらです!色鮮やかで手の込んでいる美味しいお弁当♪
また、ビンゴゲーム大会を行い、景品は全員分ご用意しました。 用意したのは「まつぼっくりちゃん飴」「三鉄セロハンテープ」 「おおふなトンボールペン」「カットわかめ」「気仙小枝柿」 「三鉄Tシャツ」「三鉄赤字せんべい」「気仙椿ストラップ」です。 ドキドキワクワク感を楽しんで頂きながら、 美味しいお弁当を召しあがられ、約2時間の交流を楽しまれました。
乗車していた『新型レトロ列車』は、釜石駅を折返し、 20時15分に盛駅へ到着。ご利用ありがとうございました。
≪今後の取り組み≫ フォーラム共催の13団体により「盛駅周辺活性化検討委員会」を結成し、 5月からは、委員会の隔月開催やワークショップなどを行い、 1年後にはどのような活性化を図るかなど、意見をまとめるよう進めていく予定。



戻る







NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





inserted by FC2 system