4月26日の日曜日。 『第23回 三鉄 駅からウォーク〜史跡・被災地めぐり〜』を開催しました。 参加費は800円で往復乗車券代・保険料。 健康維持・三鉄利用促進・交流・地元の魅力再発見を目的で行っています。 今回は【唐丹駅】で下車し、300年以上続く「釜石さくらまつり」の 『大名行列』を堪能するウォーキングを行いました。 参加人数は24名。ご参加ありがとうございました。
9時13分盛駅発の三陸鉄道へ乗車し9時54分に唐丹駅へ到着。 トイレ休憩後、駅前広場で準備体操を行いました。
駅周辺にはこのような石碑があります。
10時10分頃ウォーキング開始!大名行列が通る道を歩きました。
車窓からいつも見える島を撮影してみました!
復旧工事現場のひとつ。
商店街を通過し、会場へ向けて進みます。途中お寺にて休憩しました。
このお寺には昭和8年に発生した「昭和三陸大津波」の石碑があります。 甚大な被害を後世に伝えるために残された記念碑ですね…。
10時40分頃、今回のお祭り会場である小白浜漁港に到着。 ここに「御旅所」を設けて「郷土芸能奉納祭」が開催されます。 例年の場所が変更になったのは復旧工事の影響によるそうです。
しかし、まだ大名行列が到着していないことと、 郷土芸能奉納祭が行われるまで時間がありましたので、 例年であれば開催される桜の名所 『本郷桜並木』まで距離を伸ばすことにしました。
唐丹さくらトンネルを通過します。トンネルの中を歩く経験は そんなにありませんので埃っぽい感じでしたが貴重な思いがしました。
トンネルを抜けると、まもなく桜の名所『本郷桜並木』に到着。 残念ながら既に葉桜となっていました。 通常であればこの通りで大名行列が行われる場所になります。
桜の木のトンネルですね!桜が満開に咲く時期に訪れたい場所。 ここで10分間の休憩をとりました。
「御旅所」へ戻ると大名行列の最中でした! ここで13時まで休憩時間とし、昼食を取りながらお祭りを堪能しました。
様々な行列が到着し、鳥居のある祭壇へ奉納が終わると、 厳粛なる神聖な式典が始まりました。
その後「郷土芸能奉納祭」が行われ、 威勢のよい活気ある神輿や虎舞、権現舞、桜舞太鼓など次々に披露されました! 参加者は夢中になって300年以上の歴史あるお祭りをご覧になり、 3年に一度行われる唐丹町常龍山鎮座天照御祖神社の式年大祭を楽しまれました。
13時が過ぎ、唐丹駅へ向けて出発する時間となりました。 お祭り会場を背にし、記念の集合写真を撮影しました。
帰り道は海沿いを歩きました。途中で撮影した湾の様子です。
震災の爪跡が今でも残っています。
<被災した水門>
<唐丹小学校の跡地> 被災し解体された唐丹小学校。今ではグラウンドのみとなっています。
<唐丹駅> 三陸鉄道は少し高い場所を走行していますが、 ホームのこの場所まで津波がきました。それを記録した印です。
14時20分に唐丹駅から三陸鉄道へ乗車し、 盛駅へは15時2分に到着しました。
これにて『第23回 三鉄 駅からウォーク』は終了となりました。 ご参加ありがとうございました。
感想を伺いましたので、ご紹介します。
「とっても楽しかったです。また参加したいです。 外歩きの良い季節で、良い天気になり楽しかったです。」
「お祭りが見れて良かったです。」
「ありがとうございます。天気にも恵まれて楽しかったです。」
「とっても楽しかったです。」
次回開催のご案内です。
『第24回 三鉄 駅からウォーク〜史跡・被災地めぐり〜』 <日付> 5月16日(土) <時間> 11時00分盛駅発〜吉浜駅からウーキング〜15時02分盛駅着 <集合> 10時30分に三鉄盛駅 <持ち物> 昼食・飲物 <申込締切> 5/13(水)※事前の申込みが必要 <参加費> 750円(往復乗車券・保険料) <内容> 三鉄利用促進と健康や交流を目的に開催しています。 【吉浜駅】津波記念石など史跡や被災地を巡ります!
<主催・申込先・問合せ先> 三鉄盛駅ふれあい待合室 電話番号:0192−47−3542