2015年5月



第24回 三鉄 駅からウォーク  5/16


5月16日の土曜日。『第24回 三鉄 駅からウォーク』を開催しました。
参加費は750円で往復乗車券代・保険代になります。
今回は【吉浜駅】から古民家の小松邸と
大船渡市の震災遺構である津波記念石までのウォーキング。
参加人数は8名でした。ご参加ありがとうございます。

11時に盛駅出発の三陸鉄道に乗車。 吉浜駅には11時32分に到着し、最初の目的地へと歩き出しました。
「古民家・小松邸」へ到着! ご夫妻が出迎えてくださいました。ありがとうございました。 ここには見事な「くまがい草」が生息しています。 最盛期は過ぎて終わったと言いながらその群生は見応え充分!
感動するほど、たくさん花を咲かせていました!
「くまがい草」とは、ラン科アツモリソウ属に分類される 多年草の1種。大きな花をつけ、扇型の特徴的な葉をつけます。 名前は、膨らんだ形の唇弁を昔の武士が背中に背負った 母衣に見立て、がっしりした方を熊谷直実に、 優しげな姿の方を平敦盛にあてたものだそうです。 花色がそれぞれ白、赤っぽいため源氏の白旗、 平氏の赤旗に見立てたための命名ともいわれています。
吉浜駅舎で昼食をとる予定でしたが、 家主に勧められ、古民家の庭で昼食をいただくことになりました。 天気もよく景色を眺めつつ会話も弾み、 談笑しながら持参のおにぎりなど召し上がりました♪
小松さんへお礼のご挨拶して12時半頃、 見応えのある大きくて立派な古民家を後にしました♪ ご協力ありがとうございました!
道の途中、キングサリの花が見事に咲いていました! 藤の花に似ていますね!
次は大船渡市の震災遺構「津波記念石」へと向かいました。
昭和8年3月3日に発生した【昭和三陸大津波】の際、 200m先の海岸から打ち上げられた約30トンの石。 津波の恐ろしさを伝えるため、石に文字を刻まれました。 文字は「昭和八年三月三日ノ津波デ…重量八千貫」と書かれてあります。 その後、耕地整地の道路工事などで埋められてしまい、 今回の東日本大震災の発生により、津波で地表に顔を出したものです。
津波記念石の前で記念写真を撮影しました!
その後に出発し、被災地の嵩上げ工事や 防潮堤の建設現場の横を通って吉浜駅へと歩きました。
また、吉浜駅と津波記念石の中間地点にある 「津波記憶石 奇跡の集落」もご覧になり、ここで休憩をとりました。
その隣には「東日本大震災津波記念碑」があります。 吉浜中学校生の生徒たちが「わたしたちにできること」について案を出し、 その一つとして、記念碑を建立することになりました。 テーマは「1000年後に伝えよう、大震災のこと、吉浜のこと」。
小さな碑には支援者の一覧を、大きな碑には、 生徒らが「きせきのしゅうらく」の文字それぞれを頭文字にして 未来の住民へのメッセージを刻まれた記念碑になります。
まだまだ復旧工事中の被災地です。
可愛らしい吉浜駅舎♪顔に見えます!
14時15分、吉浜駅出発の三陸鉄道へ乗車!
盛駅へ15時02分に到着し、イベントは終了となりました。 ご参加ありがとうございました!
次回の開催をご案内いたします。
『第25回 三鉄 駅からウォーク〜史跡・被災地めぐり〜』 <日付> 6月20日(土) <時間> 9時13分盛駅発〜釜石駅〜15時02分盛駅着 <集合> 8時30分に三鉄盛駅   <持物> 昼食・飲物 <申込締切> 6/17(水) ※事前の申込みが必要 <参加費> 1150円(往復乗車券・保険料) <内容> 【釜石駅】釜石市内・駅周辺の被災地・史跡めぐり!
<主催・申込先・問合せ先> 三鉄盛駅ふれあい待合室 電話番号:0192−47−3542



戻る







NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





inserted by FC2 system