５月２９日の金曜日。『第２１回 三鉄駅弁列車』を開催しました。 参加費は駅弁と乗車券代で２５００円、お茶も付きます。 参加人数はスタッフ５名を含め３５名になりました。 ご参加ありがとうございました！
内装が豪華な「新型レトロ調列車」を使用した 『三鉄駅弁列車』は、盛駅を１１時２５分に出発！
被災地・観光地ガイドを行う 「大船渡おもてなし隊」の方々の自己紹介から始まりました。 その後、碁石給食ご協力の盛駅の駅弁は、 海の幸が豊富に入った「いわて恵みづくし弁当」になります！ 駅弁と一緒にサービスのお茶もお配りました。
＜いわて恵みづくし弁当とは…＞ あわび蒸し貝がら付・ホタテの煮つけ・いくら・カキ・ さんまの竜田揚げ・玉子焼き・三陸産めかぶ・ ウニと黒米ごはん（ひとめぼれ米）・ しょうが甘酢漬けが入っています。
「大船渡おもてなし隊」の分かり易く楽しいガイドを聞きながら、 景色も堪能ししつつ、美味しい駅弁を召し上がっていただきました♪
＜駅弁を召しあがられている様子＞
ガイドされた内容をいくつか簡単にご紹介します。
【陸前赤崎駅付近】では、 阪神淡路大震災後に自分の地域は自分達で守ろうと 結成された「生形自主防災組織」についてと今回の被害状況。
【綾里駅付近】では、 日本一の大きさでお祭などに登場する「綾里大権現」と、 「明治三陸大津波伝承碑」について。
【吉浜駅付近】では、 大船渡での東日本大震災の震災遺構「津波記念石」と、 「奇跡の集落」と呼ばれていることについて。
などなど、その駅周辺である地域ごとの観光案内や 過去の津波被害の歴史や今回の被災状況の説明が行われました。
釜石駅には１２時２５分に到着。 釜石駅を折り返してからは、海側と山側の座席を入れ替えました。 どなたでも海の景色を堪能できるよう、往路と復路では 違う景色をご覧になって頂けるように対応しています。
１２時３５分に釜石を出発！復路では「大船渡おもてなし隊」による 元気な踊りが披露されました！踊られた楽曲は【三陸大船渡】 【大船渡音頭】【三陸復興音頭】など。 おめでたい派手で衣装を着て通路で賑やかに踊られました♪ 見ていて明るく元気のでる楽しい雰囲気になります！
また、どなたでも歌える唱歌の「故郷」「海」「汽車」を、 参加者と一緒に全員で歌われました！ ちょっとした歌声列車気分も味わえました♪
皆様、新型レトロ調列車の豪華な雰囲気の中、 美しい三陸海岸の絶景やとても美味しい駅弁を堪能され、 ２時間の小旅行気分を存分に味わって頂きました♪ また楽しいガイドや踊り、歌もありの賑やかな駅弁列車を満喫されました！ ご参加ありがとうございました！
盛駅へは１３時２５分に到着。 ホームで記念の集合写真を撮影し終了となりました。
感想を伺いしましたのでご紹介します。
「震災後初めて三鉄列車に乗りました。 沿線の被害状況や復興の状態を お世話隊の方のお話しを伺ったり 通路での歌や踊りに時間が過ぎるのも 忘れ過ごしていました。大変楽しい２時間でした。 ありがとうございました。」
「はじめてイベント列車に乗りました。 レトロ列車の二時間程の旅は新鮮でした。 お弁当はおいしかったですし、 ガイドさんの説明も地元でありながら 勉強になりました。たまには乗って見るものですね。 おもてなし隊の方々も一生けんめいで 楽しい時間を過ごさせていただきました。」
「今日は朝から心がうきうきして、 楽しい１日の様に思います。 又、一度盛〜釜石に来てみたいです。 車内から海をながめながら楽しかったです。」
「三陸の名物、 何種類の磯の香りの弁当の味、天気も良し。 私老人も参加。命土の土産になると思います。 どうもありがとうございました。」
「三鉄駅弁列車は初めて利用しました。 テレビでたまたま見ていました。 （ゼヒ）一度、来て見たい気持、思いがかないました。 釜石まで景色の絶景にはおどろくばかり。 又、キカイ楽しみです。」
次回の開催をご案内いたします。
『第２２回 三鉄駅弁列車』 ＜日付＞ ６月２８日（日） ＜集合＞ １１時に三鉄盛駅 ＜時間＞ １１時２５分盛駅発〜釜石駅折返し〜１３時２５分盛駅着 ＜参加費＞ ２５００円（駅弁・乗車券代） ＜定員＞ ４８名（最低遂行２０名） ＜申込締切＞ ６月２２日(月) ※事前の申込みが必要 食べ物・飲物の持込み自由！ ウニの炊込みご飯、ホタテ・アワビ・イクラ・カキ・ ワカメ・サンマの竜田揚げが入った 少し贅沢な駅弁を召しあがります♪ 新型レトロ列車を使用！ 楽しい観光地・被災地ガイド付き！
＜主催・申込先・問合せ先＞ 三鉄盛駅ふれあい待合室 電話番号：０１９２−４７−３５４２
