9月19日の土曜日。
この日は『第27回 三鉄 駅からウォーク』を開催しました。
寺社や史跡を巡っての地元の魅力再発見!健康第一!
三陸鉄道利用促進を目的に毎月、行っております。
参加費は600円で往復乗車券代と保険料になります。
今回は9名の参加者となりました。
早朝まで雨が降っている状態で開催を心配していましたが、
次第に雨が止み、ウォーキングは決行となりました!
今回のコースは【三陸駅】から新山神社、気仙小枝柿の原木、
未音崎湾望台、津波資料館の潮目、ポプラの木の散策します。
9時13分盛駅発の三陸鉄道へ乗車!
三陸駅へ9時42分に到着し、下車しました。
トイレ休憩と準備体操後、ウォーキング開始!
今回はいつものコースではなく、
見どころをちょっと変更した三陸駅からのウォーキングです。
最初は『新山神社』へ行きました!
ここには大船渡市有形文化財の石塔婆など、
鎌倉時代の石碑を拝見してきました。
<案内板>
<石碑>
次に、『気仙小枝柿の原木』と言われている
推定樹齢約300年の原木を見ました。
柿の実が少しずつ色付いてきていましたね♪
田んぼの稲刈りの時期は、もうすぐでしょうか。
秋の季節を実感する場面でもあります。
次に向かったのは『未音崎湾望台』です。
北里大学の犠牲者も含めた越喜来地区の
犠牲者90名への祈りの場所として新たに設置されました。
ここで集合写真を撮影。
そして、しおさい公園にある『未音岩』をご覧になりました♪
<未音岩(みおといわ)の案内板>
大きい岩が約12トン小さい方が6トンあります。
この公園から泊方面に約300m行った処の海岸にあった
巨岩の一部を運んで設置されました。
巨岩から7〜8mの海面には亀石があり、
岸の巨岩の割れ目には二本の松が寄り添って
生えていて、地元では夫婦松と呼び、
大変親しまれていました。
東日本大震災の津波により岩の割れ目が広がり、
二本の松とも生き残れませんでした。
巨岩は防潮堤用地内にあったため、砕いて取り除くこととなり、
地域では巨岩と夫婦松を偲び、巨岩の一部を運び、
夫婦松の替わりに未音岩(夫婦松)として設置しました。
<夫婦松の案内板>
次は三陸駅から徒歩5分の場所にある『津波資料館 潮目」』を見学しました。
現在は被災して解体された越喜来小学校にあった「校門」や、
震災時に実際に使用して助かった「非常階段」も展示されています。
非常階段は校舎の2階から一般道へと直接つながって設置されていました。
<越喜来小学校の校門>
<非常階段>
<津波資料館 潮目>
遠くから眺めた『三陸大王杉』です。
<三陸大王杉>
大船渡市指定の天然記念物であり、
樹齢7000年といわれています。越喜来地区の成立と
歴史を見てきた生き証人であり、
地区のシンボルとして存在しています。
落雷により損傷しながらも修復を受け続け、
八幡神社の境内で大切に守られています。
その場所は神聖な雰囲気を感じる
パワースポットになっています。
最後に、大津波に耐え、被害に負けずに
現在も生き続けている1本の『ポプラの木』を眺め、
元気な姿を見て三陸駅へと戻ってきました。
三陸駅を11時27分に出発する三陸鉄道へ乗車し、
盛駅には11時55分に到着しました。
ご参加ありがとうございました!
次回の開催をご案内します。
『第28回 三鉄 駅からウォーク』
<日程>
10月17日(土)
<時間>
9時13分盛駅発〜甫嶺駅・三陸駅〜11時55分盛駅着
<集合>
8時30分に三陸鉄道盛駅
<持ち物>
飲み物
<申込締切>
10/14(水) ※事前の申込みが必要
<参加費>
550円(往復乗車券代・保険料)
<内容>
沿線の史跡巡り!地元の魅力再発見!健康第一!
【甫嶺駅・三陸駅】三陸町の甫嶺から越喜来の
紅葉をご覧になりながら被災地を散策
大震災の翌日(平成23年3月12日)に予定していた
甫嶺駅から三陸駅(約5km)のウォークです!