2015年9月



第27回 三鉄 駅からウォーク  9/19


9月19日の土曜日。
この日は『第27回 三鉄 駅からウォーク』を開催しました。
寺社や史跡を巡っての地元の魅力再発見!健康第一!
三陸鉄道利用促進を目的に毎月、行っております。
参加費は600円で往復乗車券代と保険料になります。
今回は9名の参加者となりました。

早朝まで雨が降っている状態で開催を心配していましたが、 次第に雨が止み、ウォーキングは決行となりました!
今回のコースは【三陸駅】から新山神社、気仙小枝柿の原木、 未音崎湾望台、津波資料館の潮目、ポプラの木の散策します。
9時13分盛駅発の三陸鉄道へ乗車! 三陸駅へ9時42分に到着し、下車しました。
トイレ休憩と準備体操後、ウォーキング開始! 今回はいつものコースではなく、 見どころをちょっと変更した三陸駅からのウォーキングです。
最初は『新山神社』へ行きました! ここには大船渡市有形文化財の石塔婆など、 鎌倉時代の石碑を拝見してきました。
<案内板>
<石碑>


次に、『気仙小枝柿の原木』と言われている 推定樹齢約300年の原木を見ました。 柿の実が少しずつ色付いてきていましたね♪
田んぼの稲刈りの時期は、もうすぐでしょうか。 秋の季節を実感する場面でもあります。
次に向かったのは『未音崎湾望台』です。 北里大学の犠牲者も含めた越喜来地区の 犠牲者90名への祈りの場所として新たに設置されました。
ここで集合写真を撮影。
そして、しおさい公園にある『未音岩』をご覧になりました♪
<未音岩(みおといわ)の案内板>
大きい岩が約12トン小さい方が6トンあります。 この公園から泊方面に約300m行った処の海岸にあった 巨岩の一部を運んで設置されました。 巨岩から7〜8mの海面には亀石があり、 岸の巨岩の割れ目には二本の松が寄り添って 生えていて、地元では夫婦松と呼び、 大変親しまれていました。 東日本大震災の津波により岩の割れ目が広がり、 二本の松とも生き残れませんでした。 巨岩は防潮堤用地内にあったため、砕いて取り除くこととなり、 地域では巨岩と夫婦松を偲び、巨岩の一部を運び、 夫婦松の替わりに未音岩(夫婦松)として設置しました。
<夫婦松の案内板>
次は三陸駅から徒歩5分の場所にある『津波資料館 潮目」』を見学しました。 現在は被災して解体された越喜来小学校にあった「校門」や、 震災時に実際に使用して助かった「非常階段」も展示されています。 非常階段は校舎の2階から一般道へと直接つながって設置されていました。
<越喜来小学校の校門>
<非常階段>
<津波資料館 潮目>
遠くから眺めた『三陸大王杉』です。
<三陸大王杉>
大船渡市指定の天然記念物であり、 樹齢7000年といわれています。越喜来地区の成立と 歴史を見てきた生き証人であり、 地区のシンボルとして存在しています。 落雷により損傷しながらも修復を受け続け、 八幡神社の境内で大切に守られています。 その場所は神聖な雰囲気を感じる パワースポットになっています。
最後に、大津波に耐え、被害に負けずに 現在も生き続けている1本の『ポプラの木』を眺め、 元気な姿を見て三陸駅へと戻ってきました。
三陸駅を11時27分に出発する三陸鉄道へ乗車し、 盛駅には11時55分に到着しました。 ご参加ありがとうございました!
次回の開催をご案内します。
『第28回 三鉄 駅からウォーク』 <日程> 10月17日(土) <時間> 9時13分盛駅発〜甫嶺駅・三陸駅〜11時55分盛駅着 <集合> 8時30分に三陸鉄道盛駅 <持ち物> 飲み物 <申込締切> 10/14(水) ※事前の申込みが必要 <参加費> 550円(往復乗車券代・保険料) <内容> 沿線の史跡巡り!地元の魅力再発見!健康第一! 【甫嶺駅・三陸駅】三陸町の甫嶺から越喜来の 紅葉をご覧になりながら被災地を散策
大震災の翌日(平成23年3月12日)に予定していた 甫嶺駅から三陸駅(約5km)のウォークです!



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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