6月18日の土曜日。
この日は『第36回 三鉄 駅からウォーク』を開催しました。
参加費は450円で保険料と往復乗車券代。
人数は過去最高の41名が参加されました。
ありがとうございます!
沿線の史跡巡って地元の魅力を再発見や健康増進、
三陸鉄道の利用促進などを目的に行っています。
今年度は年間12回開催する「駅からウォーク」で、
8回以上参加された方に完歩証の表彰を行い賞品を贈呈します。
今回は恋愛のパワースポット!ホタテ絵馬で有名な
【恋し浜駅】から砂子浜大家である千田家を往復し、
最後は「恋し浜ホタテデッキ」にて予約していた
ホタテ焼きをいただいてきました。
『砂子浜大家の千田家』では、
江戸時代の歴史的な宝物を拝見し、お話を聞いてきました。
それでは、ウォーキングの様子をご紹介いたします。
盛駅を9時13分発の三陸鉄道へ乗車。
乗り込んだ車両は新型レトロ車両でした!
目的地の恋し浜駅へは9時32分に到着。
駅前で準備体操後、
砂子浜大家の千田家を目指してウォーキング開始!
この日は天候もよく、森林浴をしながら沿岸沿いの峠道を歩きました。
海からの気持ちよい涼しい風を感じ、木々の間から見える海がとても印象的でした♪
道の途中で休憩を取りながら進み、
砂子浜大家の千田家に到着したのは約50分後。
ここで千田さんから冷茶のサービスを受けました。
お気遣いありがとうございました。
砂子浜の大家である千田家は江戸時代、
海産物の加工品を江戸へと千石船を使って運んでいた豪商でした。
また漁業や林業も盛んで大商人でもあり、
地域の行政官でもありましたので自らお御堂を建て、
袈裟を来てお経をあげる宗教者でもあったそうです。
そして、庭にある立派な「お御堂」を拝見しました。
このお御堂は気仙大工の技術により建てられています。
釘を使わない欅作りが特徴。
中に入ると神聖な空気が漂い、
正面にある観音様が金色で輝いていました。
宗派は親鸞になり浄土真宗になります。
千田基久衛さんからのご説明を聞き、
江戸時代のお話など耳を傾け、
貴重な物まで拝見することができました。
江戸時代から残る品々の数々。
すごいの一言に尽きる素晴らしい物ばかり!
京都から運ばれた元禄15年の「御免」の古文書を始め、
約250年が経過しているにも関わらず、
今でも立派な保管状態で感動したのと、
歴史を感じる物を目の前で拝見することで、
とても有り難い気持ちと刺激になりました!
最後に「お御堂」の前で記念写真を撮影。
鮮やかな色合いで素敵な一枚になりました!
その後、訪問先の千田さんに御礼を伝え、
港の道から駅へと戻りました。
次に向かった先は、
もう一つの見どころである『恋し浜ホタテデッキ』です!
『恋し浜駅』のすぐ近くにあります。
予め希望者へホタテ焼きの注文を取り、
予約の手配をしていました。
青空の下で【ホタテ焼き】を美味しく頂きました♪
景色を楽しみながら野外で食べるホタテはやっぱり絶品!!
このホタテは地元ブランドである「恋し浜ホタテ」になります!
駅前の広場には「恋し浜バラ」の花壇があります。
神奈川県鎌倉市にお住いの方のご好意により、
新種のバラに『恋し浜』と命名して頂き、
大船渡市に寄贈頂いたものになります。
バラの季節ですね♪綺麗に咲いていました!
列車が到着するまで待合室の中にある
「ホタテ絵馬」を御覧になられたり、
「幸せの鐘」を鳴らされたりと自由な時間を過ごしました。
恋し浜駅12時42分出発の列車に乗車して、
盛駅には12時58分に到着しました。
これにて『第36回 三鉄 駅からウォーキング』は終了となりました。
ご参加ありがとうございました!
次回の開催をご案内します。
『第37回 三鉄 駅からウォーク』
<日程>
7月16日(土)
<集合>
8時30分に三陸鉄道盛駅
<時間>
9時13分盛駅発〜綾里駅〜12時58分盛駅着
<参加費>
450円(保険料・往復乗車券代)
<持ち物>
昼食、飲み物
<申込締切>
7/13(水) ※事前のお申込みが必要
<内容>
【綾里駅】大船渡市指定の名勝『不動滝』を散策!
滝の近くに「いわて名水二十選」の水が流れています。
※年間完歩証チャレンジ実施中!(条件:8回以上の参加)
<主催・申込先・問合せ先>
三陸鉄道 盛駅
電話番号:0192−47−3542