2016年11月



フェスティバルトレイン(ライブ列車)  11/6


11月5日、6日の2日間。盛駅前では開催5回目になる
『The North Journey 2016 さらば屋台村』が行われました。
主催はアルマナックハウス/ノースジャーニープロジェクト
地元ミュージシャンも含め、約70組100名による無料ライブが 大船渡市を中心とした各地(一部は住田町)で開催。
11月6日(日)は三陸鉄道の車両を貸し切って 『フェスティバルトレイン(ライブ列車)』が運行されました! その様子をご報告します。
<11月6日(日):最終日>
10時から盛駅待合室の中で受付が行われ、 チケットの販売が始まりました。1枚1000円。
昨年に続き今回も、三陸鉄道の一般車両を使用♪ クウェート国からの支援により導入された新型一般車両!
乗車人数は、演奏者とお客様で合計19名が参加。 盛駅を出発したのは10時25分。 この列車は釜石駅を折り返して戻ってきます。 司会は『工場見学』の松本さん。
『並木一欣』さん 毎年NJに参加され、盛駅前会場では 2013年、2015年に歌われていました。 フェスティバルトレインの中で歌うのは初。 揺れに耐えながら勢いよく力強く演奏され、 情熱的な歌を披露。手拍子がおこり大盛り上がり! 聴いてて元気になってきます♪ 「雨の日のスキャット」も歌われました。
『恋し浜駅』に10時39分に到着。 ここで約3分間の停車になります。 「幸せの鐘」を鳴らされたり、 「ホタテ絵馬」の待合室を御覧になられたり。
ホームからの眺めはこんな感じです。
列車は釜石を向けて進みます♪ 車窓からは被災地の現状を知ることができます。
『三陸駅』で3分間の停車。 この日は名物『ころ柿の柿のれん』の 設置が行われていました。冬の訪れを告げる風物詩! 大船渡市観光物産協会が主催し、三陸直売組合、 三陸鉄道南リアス線運行部が協力して 3000個のころ柿を設置。一か月後に回収されるとのこと。 元旦の特別列車『初日の出号』で振る舞われる予定。 ころ柿には触れずに美味しくなるよう見守ってくださいね!
『stillwater』さん 2013年から毎年参加、今回で4回目。 フェスティバルトレインでの演奏は初。 「揺れている感じがスキーの感覚」 「線路が見えていて電車でGOの逆バージョンみたい」 など話されていました。 優しさ溢れる楽曲は、とても心地良かったです♪ 「旅色の風」は美しい旋律で癒しの空間。 ハワイアンな雰囲気を感じ、心が和みました。 踊り出す参加者もおりました!
三陸鉄道南リアス線の絶景ポイント『吉浜湾』です! 水平線がキレイに見えています!
今回は運転士「キクチ」さんの紹介や歓談時間もある ゆったりとしたフェスティバルトレイン♪ 景色を堪能しながらステキな音楽を聴きながらの2時間の列車旅!
『平田駅』を通過する際「釜石大観音」が見えました!
11時16分『釜石駅』に到着!約9分間の停車。 ホームに降りて記念写真を撮影! 2012年の開催時はこの釜石も会場の1つでしたね。
釜石駅を折返し出発したのは11時25分。 司会は『MOGAMI』さんへ交代。
MOGAMIさんといえば毎年恒例の『ジャンケン大会』です!
7種類の景品をご用意! 旅の思い出になればということでいよいよ始まりました! 景品は「ワカメ汁ふのり入り」 「おおふなと夢商店街のお菓子の詰合せ」 「NJラバーバンド」「京浜しお雨ラムネ味」 「三鉄ポロシャツ」などなど!
今回も大盛況!とても賑やかで楽しいひと時でした! 景品獲得おめでとうございます♪
最後は『MOGAMI』さん 毎年参加されているミュージシャンです。 1曲目はNJのイメージソング的な存在 「岩手に行こう」を元気に演奏♪ 岩手の地名が沢山登場する楽曲で明るく楽しい雰囲気! 手拍子であって大盛り上がり♪
再び『吉浜湾』の様子。
三陸駅に11時48分に到着して10分間の停車。 司会の『MOGAMI』さんは、 「トンネルを抜けるとリアスなので景色がいい」 「必ず加茂神社から被災地の様子を撮影して比べている。 復興はまだまだですが、整ってきた感じがする。」 「実際に来て交流人口を増やし、お金を落とす。 経済をまわすことが大切。」「沢山の思い出は対価!」 2012年の思い出話なども話されました。 とてもいい話、ありがとうございます!
車窓から見える景色として 『ど根性ポプラ』『津浪資料館の潮目』が見えました。
<ど根性ポプラ> 駅から徒歩3分の場所。東日本大震災の大津波に耐えて 生き残っている樹齢約80年のポプラの木。 この越喜来地区の新たなシンボルとなっています。
<津浪資料館 潮目> 駅から徒歩3分。津浪襲来時の様子を 時間経過と共に写した貴重な写真を展示。 建物の横には越喜来小学校にあった非常階段も展示。 校舎の2階から逃げる為に設置された階段で、 東日本大震災はこの階段を使って全校生徒と 先生方が避難し、無事に難を逃れました。 遊び場も設置されています。
ここで震災前の写真と現在を見比べました。
最後は「ジェファーソンホテル」を 切なく哀愁たっぷりに歌われました。
12時05分『恋し浜駅』へ到着。ここでも10分間の停車。
ホームから見える『恋し浜ホタテデッキ』の会場でも ライブが行われます。
ホームからの眺め。
ライブが始まった様子!演奏者は『秋月牧』さんです♪
盛駅には12時30分に到着。終了となりました。
皆様、普段では味わえない動く列車の中での演奏、 列車内でのライブを楽しまれました。 そして、被災地の現状、復旧工事の様子など 三陸海岸の絶景とともに車窓からご覧になり、 旅の思い出に残るステキな時間を過ごされました。 『フェスティバルトレイン(ライブ列車)』の ご利用ありがとうございました!



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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