『手芸展示即売会』 2012/9/8 2012/9/9


9月8日(土)、9日(日)と盛駅前では、
『The North Journey 2012〜北への旅立ち〜』が開催されました。

関東を中心に九州や四国などから、
多くのアーティストが東北の被災地である岩手県沿岸に
旅をして演奏するという野外音楽イベントになります!

それに合わせて三鉄盛駅ふれあい待合室では、
駅前広場にテントを張り、被災者の手作り商品を販売する
『手芸展示即売会』を開催しました。
時間帯は10時30分から16時30分まで。

待合室では被災者の手芸品をたくさん取扱い、販売しております。
イベント開催時は多くのお客様が訪れるため、
少しでも被災者の商品を売り上げようと手芸品の販売を行っています。


机の上に並べた手芸品は、
「ゾウタオル」「タオルウサギ」「貝合わせ」「ワンちゃん」
「タオルドレス」「コースター」「手さげバッグ」「布ぞうり」「腕抜き」
「モチーフバッグ」「小物入れ」「とうもろこし人形」「アクリルタワシ」
「赤ちゃんのおもちゃ」「ミニ帽子」「新聞紙ブローチ」「レースポーチ」
「レースコースター」「手作り気仙椿」「椿ストラップ」などなど!


商品を見に来られたお客様は、
初日は41名、2日目は83名になります。合計すると124名です!


お客様は地元の方や手芸好きな方、出演されるアーティストの方々など
結構、立ち寄って頂いた印象があります。売り上げの数字は記載しませんが、
2日目は初日の2倍以上になりました。


『手芸展示即売会』など、イベント開催に合わせて商品を販売する
機会を持つことは、少しでも売り上げが発生する以上、
地道な販売活動になるかもしれませんが、意味があるように感じます。


アーティストの方が何名か購入され、
さっそく身に付けていた方を発見しました!
「あ、あれは…気仙椿!」と見ていて嬉しく感じましたね。


布ぞうりを購入されたアーティストの方が履いて歩いていたという
お話も聞きました。布の履き心地、布なので洗えますし、
室内でも履くことができます!気に入って頂けるとありがたいですね♪

この販売している手芸品は、被災者が制作されています。
三鉄盛駅ふれあい待合室では委託販売を行っており、
商品の値段の9割以上が制作者に支払っております。

地元の方より、旅行で来られた方の方が多く購入される傾向があります。
『被災者支援』と思い、購入されているのだなとお察しします。
ホント、ありがとうございます。

ということで、
これからもイベントに合わせて手芸品を販売していく所存です。





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『第22回 無料法律相談』 2012/9/9


9月9日(日)。この日は『第22回 無料法律相談』を開催しました。
主催は特定非営利活動法人ヒューマンライツ・ナウになります。
告知の期間が1週間と短かったため、通常であれば30分の相談時間を
今回は1時間で設けました。開催の時間帯は11時〜16時まで。
途中で1時間の休憩時間をとってあります。

東京都の弁護士事務所から女性の弁護士さんがお越しくださいました。
一緒に写っているのは、研修生2名とドライバーの方になります。


相談者を募るため、東海新報社に広告を依頼して掲載し、
相談者は4名と全ての時間帯を埋めることができました。
弁護士さんとは予約状況や連絡の行き違いで、
開始する時間が多少ずれてしまいましたが、
無事に行うことができました。

まだまだ震災に関係する相談があるように感じました。
弁護士さんに相談するべきか…他に解決する方法があるのか…。
日々悩まれている方が多いように思います。
躊躇せずにこの機会をどんどん活用してほしいです。
無料で弁護士さんが親身になって相談にのりますよ。
また、専門家にお話を聞いて頂くだけでも気持ちが楽になります。
誰にも話せなかった抱えている問題を人に話すだけで冷静になり、
整理することができるのだと思っています。
お気軽にこの『無料法律相談』をご利用してほしいと思います。

今回の開催で、相談件数は述べ161件になりました。
お越しくださいました弁護士さん、研修生とドライバーの方や
相談者の皆様、ありがとうござました。

次回開催の『第23回 無料法律相談』は、
9月22日(土)、9月23日(日)に行います。
弁護士さんは関東から2名いらっしゃいます。
お二人とも何回も大船渡に訪れている方になります。
相談者のご自宅に伺っての訪問相談も受け付けております。
相談時間は今後、お一人様40分間で行いますので、
お悩みを抱えている方は、
三鉄盛駅ふれあい待合室までご連絡ください。お待ちしております。



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『ビーズ内職講習会』 2012/9/19


9月19日の水曜日。この日は『ビーズ内職講習会』を開催しました。
主催は「がんばっぺしプロジェクト」。14時〜16時30分まで行いました。
場所は、三鉄盛駅ふれあい待合室の中です。制作するのは「笑路(わらじ)」。
ビーズで作る小さい草鞋の可愛らしい装飾品になります。


「笑路」は、45号線を東北被災地をつなぐシンボルとし、
復興と繁栄への「路」をみんなで笑いあって歩けるようにと、
三陸沿岸地区・福島の女性達を中心に全国の皆様と共に一つ一つ
願いを込めて丁寧に手作りされたビーズ細工です。


「笑路」は内職につながる商品です。
ご説明しますと、復興地で作られた「笑路」は、売上の15%が
復興地の作り手に支払われます。全国のサポーターによって
作られた「笑路」は、売上の15%がに支払われ、
5%が復興地の作り手に支援サポートとして支払われる仕組みになります。


商品は大きく分けてキーホルダーとストラップの2種類。
「キーホルダー」より「ストラップ」の方が、
ひと回り小さいサイズになります。


講師は1名で参加者は9名。こちらが講習会の様子です。


材料は主に色の付いたビーズと透明なテグス。
道具にはボンドとペンチも使用します。


机ごとに「ストラップ制作班」と「キーホルダー制作班」に分かれ、
それぞれ作り方が書かれた説明書を配って行われました。


小さくて可愛らしいビーズを扱い、
その穴にテグスを通す作業が大変そうでした。
最後の方では一つのビーズの穴に3、4回テグスを入れる箇所があり、
苦戦されていた方が多かったですね。


ではその細かい作業の様子を写真に合わせてご紹介します。


ビーズを何個も通して「笑路」が出来ていきます。


講師は全員の作業の様子を見渡しながら一生懸命に教えておりました。
参加者は積極的に質問しながら進められていました。


時には参加者同士で教え合って作業されていました。
ビーズをいくつ通すのかなど誰でも気になる箇所は同じです。
共通の物を作る同士で会話が弾み、楽しみながら作られていたように感じます。


小さい物を扱うだけに皆様、手元に集中されておりました。


徐々に完成に向かって進んで行きます。


片方の「笑路」が形になってきた感じですね。


15時30分頃には先生が参加者にお菓子を振る舞い、
休憩となりました。待合室からは皆様にお茶をお出ししました。
集中集中だと疲れてしまいますからね。
リラックスすることが大事なのです。


休憩が終わり、再び作業開始!


色鮮やかで小さく可愛らしい存在!
出来上がってくると嬉しくなってきますね♪

出来上がった片方の「笑路」になります。


丁寧に教えている場面です。生徒も熱心に教わっております。


最後の仕上げ!
ペンチで金具の輪を「笑路」とストラップに取り付ける作業です。


ついに完成!細かい作業で集中力が必要になりますが、
苦労の末に出来上がった「笑路」です!
左側がキーホルダー!右側がストラップになります!


可愛い「笑路」が出来上がり、
完成した達成感は大きかったように感じました。
それほど根気も必要だったのかもしれません。
時間があるうちに「笑路」を何個も作ろうと頑張っていた方もおりました。

参加者は誰もが初めての制作であり、
不慣れな作業で難しそうに感じましたが、
覚えてしまえば楽に進むような印象を受けました。
ただし、問題は小さいビーズの穴にテグスを数回通す場面になります。
ですが、拡大鏡があればもっと簡単に出来そうに感じましたね…。

参加者の中から材料を持ち帰られた方が2名おりました。
これから内職候補として関わっていくことと思います。
講習会を行い、作り方を体験して頂けたこと、よかったと感じます。

被災地支援になる「笑路」。
制作者が増えて商品が販売され、人気商品になってほしいですね!

先生と参加者の皆様、お疲れ様でした!
また、三鉄盛駅ふれあい待合室にお越しくださり、ありがとうございました!
このように待合室の中で手芸の講習会を行うこともできます。
色々なことに待合室を利用して頂きたいと思っております。

最後に、この「笑路」を扱っている
「がんばっぺしプロジェクト」のサイトをご紹介しますね。

【がんばっぺしプロジェクト】
http://ganbappeshi0311.com/

【facebook】
http://www.facebook.com/ganbappeshi0311



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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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