『涙と笑いのともえ座公演』 2013/3/16


3月16日の土曜日、
三陸鉄道南リアス線部分開通プレイベントとして、
『涙と笑いのともえ座公演』を開催しました!


「ともえ座」の皆様とは、2011年10月24日に、
三陸鉄道盛駅ふれあい待合室オープン記念として
『ともえ座』の公演を行いました。
懐かしいですね…ホント大好評でした♪

「ともえ座」をご紹介しますと、結成は1998年。
2004年以降は宮城県栗原市を拠点に全国で活躍されております。

今回は「入場整理券」を発行し、
1月15日から事前に配布を行いました。
入場無料ですが、この入場整理券ご持参の上で入場することができます。
「すごくよかった!またみたい!」「楽しみに待っていた!」という声が多く、
450枚作った入場整理券は2週間後には全てなくなりました!


開場時間は13時30分。その2時間前から来られた方もいて、
待たせているのも…ということで、会場の準備が終わった
13時には開場することにしました。

350席ご用意した椅子は、あっという間に埋まりました!
嬉しいですね。ずっとずっと楽しみにしていた感じが伝わってきます。


14時になると照明が消え、ステージの幕があがると同時に、
「ブォー!」と気仙沼市出身の五葉山の山伏・菊田信道さんの
ホラ貝が吹かれ、「涙と笑いのともえ座公演」が始まりました!
いよいよ開演です!

最初に、夢ネット大船渡の理事長である岩城恭治さん、
そして、ともえ座の家元である石川陵山さんのご挨拶が行われました。
理事長は、「盛駅から吉浜駅まで部分開通するプレイベントとして、
ともえ座の公演を企画しました。
復興へ向かっている一歩をお祝いしたい。
お越しくださいましてありがとうございます。
よろしくお願いします。」と話されました。


【1番手】
沖縄琉球舞踊が「花」の歌に合わせて披露されました!
「♪川は流れてどこどこ行くの 人も流れてどこどこ行くの
そんな流れがつくころには 花として 花として 咲かせてあげたい
泣きなさい 笑いなさい いつの日かいつの日か 花をさかそうよ♪」
赤と黄色の明るい衣装を身にまとい、しなやかな動きで
丁寧に踊られていたのが印象に残っております。


【2番手】
元気で軽快な小林幸子さんの曲「大江戸喧嘩花」が会場に流れました!
扇子や団扇を使いながら、にぎやかな舞踊でありました。


【3番手】
水森かおりさんの「松島紀行」に合わせ、
艶のある表情を見せながら、お客様を魅了していましたね!
「♪涙どんなに 流してみても 過ぎたあの日は かえらない
別れるための旅なのに 面影ばかり 浮かびます
ひとり松島 未練がつのる あなたにも一度…逢いたくて♪」


【4番手】
家元の石川陵山さんの出番!
三線ではなく六線(ろくしん)を持ち、弾きながら
「安里屋ユンタ」を歌われました。お客様から手拍子を要求し、
タイミングが合わず笑いが起こる場面もありましたね!


次に、六線で速弾きをご披露!
素晴らしい演奏、凄い技術でありました!


【5番手】
川門恵(かわじょうけい)さんの出番!
香西かおりさんの「酒のやど」が流れ出し、
艶のある表情で踊りも素晴らしく、見入ってしまいました!
実に色っぽいお姿です♪大絶賛な舞踊でありました!


【6番手】
坂本冬美さんの「アジアの海賊」に合わせ、
威勢の良い舞踊を披露されました。
派手な衣装を着て勢いのある力強い動きでリズミカルに踊られ、
その素早く豪快な動きに魅了されました!


ここで、三陸鉄道南リアス線運行部の吉田哲さんから
お客様にご挨拶がありました。
「4月3日から盛駅から吉浜駅まで部分開通します。
この日は無料で3往復を行います。平常運転は4月4日からになります。
3月15日、2年ぶりに盛から吉浜まで運行し目頭が熱くなりました。
全国からの熱い応援に感謝いたします。
これからは、ふれあい待合室と一緒になって地域の活性化に取り組みます。
ありがとうございました。」


地元の方々にアピールすることができて、ホント良かったと思います!

【7番手】
川門のどかさんによる大川栄策さんの「目ン無い千鳥」の歌に合わせ、
白い着物に高島田を身に付け、和傘をもってしなやかな動きで観客を魅了!


【8番手】
川門世昌(かわじょうせいしょう)さんによる
美空ひばりさんの「真赤な太陽」の歌に合わせた舞踊を披露!
歌によく似合う真紅のドレスを身にまとい、
時には激しく、しなやかに踊られていました。


【9番手】
和傘を差して華麗な舞踊を披露!これにて、第一部が終了となりました。


【10番手】
第二部は、川門恵さんと石川陵山さんによる寸劇「清水の次郎長」からスタート!
「いかさま」がきっかけで喧嘩になります!


「いかさまをいかさまといって何が悪い?!」
「いかさまな癖にお金を巻き上げる卑怯者!」
「ただじゃおかねぇ!叩き切ってやる!」このセリフで
刀での切り合いが始まり、同時に笑いも起こりましたね!


【11番手】
沖縄民謡に合わせ、鈴をつけた傘を持っての舞踊です。
3人が登場し、リンリンを音を響かせて明るく楽しい雰囲気がありました!


【12番手】
大川栄策さんの「路傍の花」で踊りを披露!
これが、ゆったりと表現豊かに歌の世界を上手に踊られ、
存分に堪能することができました!


【13番手】
川門恵さんによる舞踊の出番!
細川たかしさんの「平泉讃歌」での踊りです。
説得力のある舞踊で、見応え充分でした!
この曲の選曲も良かったですね!
お客様が「こんな歌があったのか」と良い収穫になったようです!


【14番手】
北島三郎さんの「北の漁場」が会場に響き渡り、棒を持って元気に登場!
曲の勢いそのままに、軽快かつ元気に!
大きく素早く大胆な舞踊を披露されました!


【15番手】
川門世昌さんが、石川さゆりさんの歌で「花は咲く」が流れました。
実に感動的な動きと表現力で、素晴らしかったです!


【16番手】
そのまま続けて、山本リンダさんの「狙い撃ち」に!
先ほどまでの静とギャップのある動の踊りに一気に盛り上がりました!


とにかく激しく、情熱的な踊りでお客様も手拍子が起こります!


【17番手】
石川陵山さんの一人芝居!
人形を抱えて面白い動きで、お客様の笑い声も大きくなり、
会場は大爆笑の渦になりました!ホント楽しかった!
腹の底から声を出すことができ、とても良かったです!


【18番手】
最後は、島津亜矢さんの楽曲「YOSAKOI祭唄」で、
4人の演者が登場し、よさこいが華やかに披露されました!


楽しく元気に!そんな最後のステージで、
にぎやかに踊られておりました。


これにて「涙と笑いのともえ座公演」が終演となります。
予定時間の約1時間30分を越え、1時間45分の公演となりました!

「ともえ座」の家元、石川陵山さんが
「呼んで頂き、感謝感激です。また呼んで頂きたい。
またお会いしたい。そして、楽しみにしてほしい。
次回はまた違ったものをご用意します。お元気でー!」と、
ご挨拶を行い、三本締めで締め括りました。


お客様に何人か感想を伺いましたので、
報告の最後にご紹介いたします。
「感無量!」「よかったぁ〜!」「最高っ!」「またみたい!」
と、どなたもとても良い笑顔を見せておりました♪
また、「とても良かったです!楽しかったです!
何もかも忘れて笑えた!心の底から笑えた!笑いが一番!」
「選曲が明るくて良かった!上向きになれて良かった!」

来場者数は、約320人になりました。
多くのお客様にご来場くださいまして、ありがとうございました!
また「ともえ座」の公演を見てみたいですね!

終演後、演者の方々がお客様とふれあい、交流をされておりました。
感想など直接、気持ちを伝えられて、良かったです!
「ともえ座」の皆様、公演ありがとうございました!





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NPO法人夢ネット大船渡 三陸鉄道盛駅舎活用事業

岩手県大船渡市盛町字東町裏16番地





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